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「桜を見る会」夕食会の記載なし 安倍氏の団体、19年報告書

2020/11/27 22:52

2019年4月、「桜を見る会」であいさつする安倍首相(東京・新宿御苑)

 安倍晋三前首相の関係団体が「桜を見る会」前日の夕食会の費用を一部補填(ほてん)していたとされる問題で、山口県選管が27日公表した2019年の政治資金収支報告書に、関連費が記載されていないことが明らかになった。

 夕食会は安倍氏の公設第1秘書が代表を務める下関市の政治団体「安倍晋三後援会」が主催。県選管に提出があった政党支部「自民党山口県第4選挙区支部」を含め、安倍氏関連の3団体の収支報告書には夕食会の関連と明記した収入や支出がいずれもなかった。

 夕食会は都内のホテルで開かれ、会費は1人5千円。19年は地元支援者ら約800人が参加した。関係者によると、19年までの5年間で安倍氏側が毎年100万円以上を補填。負担していたとされるのは安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」で、この日、総務省が発表した同団体の収支報告書にも夕食会に関連する収支の記載はなかった。

 夕食会の収支を記載しなかった理由について、中国新聞が下関市にある安倍氏の事務所に問い合わせたところ「責任者が不在で、こちらでは分からない。東京で確認している」と応対があった。(渡辺裕明)


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