衆院選広島3区、5人が最終選考へ 自民県連候補、県議や学生
2020/11/28 23:04
自民党広島県連は28日、次の衆院選広島3区の立候補予定者となる党支部長候補者の公募で、12月6日の最終選考に進む20〜40代の5人を決めた。党県連幹部や広島3区内の地方議員、経済界代表でつくる選考委員会が、1次選考を通過した7人と広島市中区のホテルで個別に面接。立候補に向けた意欲や支援態勢を尋ね、絞り込んだという。
党県連は5人を、党県議の石橋林太郎氏(42)=広島市安佐南区▽大学生の清峰強志氏(25)=東京都▽元山口県和木町議の灰岡香奈氏(37)=広島市西区▽会社社長の松下英樹氏(30)=京都市▽シンクタンク研究員の向山淳氏(37)=東京都―と公表した。宮沢洋一会長は「政治への信頼を取り戻せる人を選びたい」と述べた。
党県連は最終選考となる政策討論会を6日午後2時から同じホテルで開き、ホームページ(HP)で生配信する。8日の選挙対策委員会で支部長候補者として決め、9日に党本部へ選任申請する。公募には10人が名乗りを上げていた。
広島3区には、立憲民主党が新人で元会社役員のライアン真由美氏(57)を、公明党が比例代表中国ブロック現職で党副代表の斉藤鉄夫氏(68)を擁立する。現職は昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で自民党を離党した河井克行元法相(57)で、態度は明らかになっていない。(樋口浩二)
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