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師走の歓楽街「もう限界」 コロナ第3波で集客苦戦、企業などの大口予約なく
新型コロナウイルス感染拡大の「第3波」が広がる中で迎えた忘年会シーズン。飲食業界にとって一年を締めくくる重要な書き入れ時だ。しかし、大規模な忘年会の開催を見合わせる企業が相次ぎ、広島県内の各店舗では例年のように予約が埋まらない。「もう我慢の限界」。師走の歓楽街から悲鳴が上がっている。
中四国最大の歓楽街、広島市中区の流川・薬研堀地区。「この年末も駄目なら店を畳むことも考えないと」。スナックを営む女性は、がらんとした店内でため息をついた。いつもは忘年会の2次会、3次会でにぎわい始める時期だが、予約や問い合わせの連絡はほとんどない。洋酒バー「サントリーバー ミント」の店主、矢尾井優さん(35)も「こんなに予約のない12月は初めて」と声を落とす。
▽マスク会食「ほとんど見ない…」
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