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保育も教育も…幼保連携型の認定こども園児2・9倍 広島県内15年比
広島県内の認定こども園のうち幼保連携型に通う園児の数が2020年に1万9475人となり、統計を始めた15年と比べて2・9倍に増えたことが、文部科学省の学校基本調査で分かった。幼稚園の園児数は4分の3に減少。保育ニーズの高まりとともに、教育と保育の両機能を備えた施設への移行が進んでいる。
認定こども園の制度は06年に始まり、現在は幼保連携型のほかに幼稚園型、保育所型、地方裁量型がある。このうち幼保連携型は、15年の「子ども・子育て支援新制度」をきっかけに、調査へ加わった。
▽幼稚園から移行のケースが…
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