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「コロナ後」見据え事業 3期目最終年、湯崎・広島知事に聞く
広島県の湯崎英彦知事(55)が3日、中国新聞のインタビューに応じた。3期目の任期は最終年に入り、県政運営の指針として定めた県総合計画(2021〜30年度)の柱であるデジタル技術の活用、ブランド強化、人材育成の推進への意欲を強調。新型コロナウイルスの対策では、再度の行動制限に至らないために、県民一人一人が感染防止の意識を一層高めるよう訴えた。(岡田浩平)
―県内で新型コロナ感染が広がっています。状況と対策をどう考えますか。
2日時点で、直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は4・48人となり、4人以上とする県独自の警戒基準値を超えた。療養者数(同)は6人以上の基準値に対し、4・41人で超えていない。(国分科会が示す4段階区分で下から2番目の)「ステージ2」の認識に変わりはない。
「あなたの早期受診がみんなを守る」など、感染防止へ徹底してほしい4点を標語にした。検査態勢の拡充も検討している。今は外出自粛や休業要請の必要はないが、早めに手を打ち、ステージ3になる前にピークアウトさせたい。
▽4選への立候補については…
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