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宿泊ない平日に県立2施設休業 広島、もみのき・県民の浜

2020/12/3 23:00

 広島県は3日、もみのき森林公園(廿日市市)と県民の浜(呉市)の県立2施設で、宿泊予約のない平日に休業すると明らかにした。ともに自然環境を生かした野外活動施設。新型コロナウイルス禍で修学旅行などの団体客が減ったのが理由としている。2021年3月末まで続ける。

 県によると新型コロナの感染が拡大した今年4〜9月の宿泊客数が、もみのき森林公園で前年の3割、県民の浜で2割まで落ち込んだ。学校や研修目的の企業で減少が目立つ。このため今月から、宿泊予約のない平日に施設全体を休みにして、経費を減らすという。

 県はもみのき森林公園は直接、県民の浜は呉市を通じて、運営を指定管理者に委託している。休業で料金収入が減るのを補うため、委託料のうち維持管理に必要な費用を増やす。県民の浜に対しては、4〜5月の休業に伴う減収分も穴埋めする。増額分計5285万8千円を、20年度一般会計補正予算案に計上した。

 もみのき森林公園は1984年に開園し、400ヘクタールの敷地にキャンプ場やサイクリングロードがある。県民の浜は88年に開き、広さ23ヘクタールに海水浴場や運動広場を備える。日帰りを含む19年度の利用者数はそれぞれ16万7千人、5万1千人だった。(赤江裕紀) 

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