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駅伝強豪の世羅高陸上部、求む資金 OBらCF、町民高齢化で寄付減少

2020/12/5 23:00
昨年の全国高校駅伝で力走する世羅の男子選手

昨年の全国高校駅伝で力走する世羅の男子選手

 駅伝の強豪校として知られる広島県世羅町の世羅高陸上部のOB・OG会や後援会などが、創部74年目で初めてクラウドファンディング(CF)で活動資金を募っている。これまで練習環境の整備費や遠征費、ケニア人留学生の支援費などを住民や同校出身者たちの寄付金で賄ってきたが、町の少子高齢化を背景に年々減少。全国の駅伝ファンに支援を呼びかける。

 「TOP TO RUN! 高校駅伝のルーツ世羅高校駅伝必勝プロジェクト」と題し、11月中旬から募集を開始。既に目標額200万円の半額となる約100万円が集まった。返礼品には応援用のタオルや横断幕への名前の掲載、特産のナシを使った「世羅高校カレー」などを用意している。今月23日まで募る。

 陸上部は1947年に創部。男子は全国高校駅伝で全国最多の9度、女子も1度の優勝実績があり、20日に京都市である同駅伝に男子は50度目、女子は15度目の出場を決めている。ただ、生徒数はピーク時の3分の1に減り、長年陸上部の活動を支えてきた住民も高齢化が進行。寄付金は減少傾向が続き、近年は100万円単位で前年を下回るケースもあるという。

 OB・OG会の神田敬州事務局長(56)は「従来の寄付金だけでは、部の活動を支えきれなくなっている。駅伝文化を守る意味でも、多くの方のご支援をいただきたい」と話している。https://readyfor.jp/projects/sera―ekiden(加納優)

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