広島県、7人感染と発表 6日の新型コロナ、海田町2人、廿日市市・東広島市・尾道市・江田島市・非公表が各1人【動画】
広島県は6日、県内の20〜50代の7人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症か無症状という。7人のうち2人はこの日、広島市が公表したクラスター(感染者集団)関連で、別の1人は県が4日に公表した東広島市の飲食店「ナイトラウンジ京子」のクラスターの利用客としている。
県によると、7人のうち廿日市市の40代は広島市内の接待を伴う飲食店でのクラスター、県西部保健所管内の30代は広島市内の事業所でのクラスターの関係者という。この30代は、居住地を公表すると個人が特定される恐れがあるとして、保健所単位での公表としたという。
また、東広島市の40代は4日に公表したナイトラウンジ京子の利用客だった。
他の4人は、尾道市の50代、江田島市の40代、海田町の20代と50代。海田町の20代は県がこれまでに公表した感染者の濃厚接触者で、それ以外の3人は他事例との関連を調べている。
7人のうち、感染2週間前の県外への往来が確認されたのは、尾道市の50代の1人のみ。関東、関西地方と行き来していた。
7人の症状は、6人が軽症、県西部保健所管内の30代1人が無症状。軽症者は11月30日〜12月5日に発症し、いずれも5日にPCR検査で陽性が分かった。7人のうち4人は県内の医療機関に入院中か入院予定。他の3人は軽症者の療養先として確保しているホテルに入る方向で調整しているという。
県はナイトラウンジ京子でのクラスターについて、利用客のうち11月14〜28日に訪れた数十人と連絡が取れないとして、「受診・相談センター」へ連絡するよう呼び掛けている。Tel082(513)2567。→6日の広島県内の新型コロナまとめ記事「広島県内、最多の60人感染 1人死亡、広島市の3カ所でクラスター」はこちら
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