広島3区の公募候補、石橋氏が最有力 自民県連、現職県議で安佐南区に地盤
2020/12/8 0:05
自民党広島県連が進めている次の衆院選広島3区の立候補予定者となる党支部長候補の公募で、最終選考に残った5人のうち、党県議の石橋林太郎氏(42)=広島市安佐南区=が最有力となったことが7日、分かった。中区で8日にある党県連の選考委員会と選挙対策委員会を経て、党支部長候補に決まる見通しだ。
複数の党関係者によると地元の政財界関係者たちでつくる選考委で、広島3区内の安佐南区に地盤を持つ石橋氏を推す声が強まっている。党県連幹部たちによる選対委でも、石橋氏は他の4人と比べて選挙態勢をスムーズに築けるなどと歓迎する意見があるという。
広島3区の現職は、昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で離党した河井克行元法相(57)。党県連は河井氏に代わる党支部長候補の公募を11月18日に始めた。10人が応じ、書類・論文審査と面接を通過した5人が6日の政策討論会に臨んでいた。
8日に人選を終えれば、宮沢洋一会長(参院広島)が9日、党の山口泰明選挙対策委員長と東京・永田町の党本部で会い、党支部長として選ぶよう申請する。
広島3区では、立憲民主党が新人で元会社役員のライアン真由美氏(57)、公明党が比例代表中国ブロック現職で党副代表の斉藤鉄夫氏(68)、NHKから国民を守る党が新人で党広報担当の新藤加菜氏(27)を立てる。東京地裁で公判中の河井氏の態度は明らかになっていない。
自民党県連が党支部長候補を決めた場合、国政で連立を組む公明党との党本部間の調整が今後の最大の焦点となる。自民党本部が、党県連が推した人を党支部長に据えるかどうかも注目となる。(樋口浩二)
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