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ライブハウスの感染防止対策費を補助 広島県「文化芸術の発信の場」

2020/12/9 8:55
広島県庁

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 新型コロナウイルスの影響で経営難に苦しむライブハウスに対し、広島県は感染防止対策に使った費用を補助する。各地でクラスター(感染者集団)が生じて以降、業界に厳しい目が向いているとして、客の安心を確保しながら文化芸術活動を守る。申請を28日(消印有効)まで受け付ける。

 補助対象は、ステージと観客を仕切るアクリル板や換気用機器などの備品の購入費や工事費。2月以降の設置分について、50万円を上限に費用の全額を補助する。マスクやアルコールなどの消耗品は含まない。

 イベントを定期開催した実績▽店で感染者が出た場合に通知する「広島コロナお知らせQR」に登録▽県や県内3市の保健所の調査に協力する―などの条件がある。県ホームページ(HP)に申請書があり、県食品生活衛生課が持ち込みや郵送で受け付ける。

 県によると、ロックやジャズの音楽イベントを開く立ち見中心のライブハウスは県内に約40店ある。新型コロナの感染拡大を防ぐため4月22日から1カ月、県の休業要請の対象になった。聞き取りに対し、売り上げの半減や、さらなる休業を懸念する声が届いているという。

 同課は「著名なミュージシャンを輩出しており、文化芸術の発信の場をなくしてはいけない。支援を足掛かりにしてほしい」としている。申請した店を訪問し、予防策を助言することも計画している。同課Tel082(513)3097=平日のみ。(赤江裕紀)

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