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禁煙規制…屋外に灰皿増えた 福山駅周辺、路上喫煙禁止へ協議会

2020/12/9 9:37
灰皿が置かれている福山駅周辺の商店街

灰皿が置かれている福山駅周辺の商店街

 福山市は、JR福山駅周辺エリアを歩きたばこなど路上喫煙の禁止区域にするのに向け、年度内に学識経験者や商店街の関係者などでつくる協議会を設置する方針を決めた。規制エリアの範囲や分煙化のため新設する喫煙所の設置箇所などを検討し、関連条例の改正につなげる。

 市は3月にまとめた駅前再生に向けた福山駅周辺デザイン計画(2020〜29年度)で、歩いて楽しい「ウォーカブルな街」を目標に盛り込んだ。喫煙禁止区域の設定は、受動喫煙などを防ぐ狙い。協議会では禁止区域の範囲や喫煙所の数、設置場所のほか、違反した場合の罰則の必要性などを検討する。

 市は、1995年施行の環境美化などに関する条例で、たばこの吸い殻などのポイ捨てを禁止している。しかし、同駅周辺などでは依然として吸い殻のポイ捨てが目立ち、昨年4月の調査では、駅周辺の歩道などで約700本の吸い殻を1日で回収した。

 今年4月に全面施行された改正健康増進法で、自宅やホテルの客室などを除く全ての施設で原則、屋内禁煙となった。市によると、この影響で飲食店の近くなどに民間事業者が新たに灰皿を設置するケースも増えている。

 同市は、22年に福山城の築城400年、25年に世界バラ会議の開催を控える。廃棄物対策課の卜部憲登課長は「新型コロナウイルス禍で飲食店によるテラス営業も始まっている。駅周辺の利用者にとってより快適な空間になるよう協議会で検討を進めたい」としている。(門戸隆彦)

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