「密接」回避の徹底訴え 広島市長、コロナ感染確認急増で危機感【動画】
2020/12/9 23:04
広島市内で新型コロナウイルスの感染確認が急増しているのを受け、松井一実市長は9日、緊急の記者会見を開き、「危機意識を共有してほしい」と感染拡大防止策への協力を市民に求めた。会食などの際、飛沫(ひまつ)が届かない間隔を取るなどの「密接」を避ける行動を呼び掛けている。
松井市長は現在の感染状況について、これまでに比べて「ずぬけている」と強調。広島市と広島県の対策だけでは事態は収まらないとの見方を示し、医療体制の逼迫(ひっぱく)が進むことに危機感を表した。
市民には、密接の状況となる「マスクを外し」「飛沫の届く間隔で」「一定時間以上の会話」を避けてほしい具体例に挙げ、「会食をやめてほしいということではない。密接の抑制をいろんな場面で徹底してほしい」と訴えた。(水川恭輔)
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