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【バスケットボール】選手さろん特別編 広島ドラゴンフライズ・フライガールズ HAMAYU
▽負けている時こそ元気を
―試合前やハーフタイムに、チアダンスで会場を盛り上げる「フライガールズ」に、クラブ創設当初から在籍されています。
ミュージシャンのバックダンサーなどの経験があり、オーディションを勧められたのがきっかけで加わった。ステージと違い、アリーナでは360度お客さんがいることに衝撃を受けた。ポジティブな姿を見てもらい、元気をもらったと言われる存在でありたい。
―試合会場ではどんなことを意識していますか。
会場を盛り上げることは選手と同じだけど、私たちは「選手を応援しているお客さんも応援する」ことが役割と考えている。一人でも多くの方と目が合うように意識し、楽しんでもらうことが優先順位の一番上。
メンバーとは「会場にいる全員が知り合いだと思ってパフォーマンスしよう」と話している。試合中はプレーより、お客さんの顔を見ているので、勝ったか負けたかが分からないことがあるくらい。
―試合日以外はどんな活動をしているのですか。
今年は新型コロナウイルスの影響でなくなってしまったけど、例年なら年に数十回、企業のパーティーなどのイベントに行ってチアダンスを披露している。試合会場と違い、ドラゴンフライズや私たちのことを知らない方が多い。どれだけ覚えてもらえるかが勝負だと気合を入れている。
メンバーは学生が8人で、社会人は私ともう一人。就職をきっかけに辞める子が多い。私は普段、ダンスインストラクターをしている。子ども向けのレッスンをしていて、フライガールズの卵を育てている。
―フライガールズのパフォーマンスは、他チームのファンからも高く評価されています。
2017年にB1昇格をかけて横浜と戦った入れ替え戦の時、チームも負けたけど、私たちも負けたと感じた。点差が離れる中で会場を盛り上げられず、ファンの方の元気になれなかった。それからは練習後やハーフタイムに改善点を話し合うようになり、団結力が芽生えたと思う。
―どれくらい練習しているんですか。
毎週水曜日に全員が集まって練習し、それ以外の日にそれぞれ個人レッスンを受けている。毎年、新曲が5曲前後ある。タイムアウトなどで試合が中断し、会場にイントロが流れるまで、どの曲を踊るのかは私たちも分からない。今季はまだ踊っていない曲があるので、ぜひ会場で見てほしい。
―チームは勝てない日々が続いています。フライガールズとして意識することはありますか。
負けている時こそ、私たちの出番。「私たちの踏ん張りどころだね」とみんなと話している。勝敗にかかわらず楽しめる雰囲気があるので、会場で体験してほしい。(聞き手は矢野匡洋)
はまゆ 3月7日生まれ。広島市安芸区出身。5歳からダンスを始め、舟入高1年で本格的にダンススタジオに通い始める。広島市立大2年時の2014年、フライガールズの1期生に選ばれる。17―18年シーズンからリーダーを務める。
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