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島根大医学部の6人感染 1人は病棟実習も 10日の県発表計7人 新型コロナ【動画】

2020/12/11 0:47

医学部の学生7人の新型コロナウイルスの感染について記者会見する島根大と島根県の関係者

 島根大医学部(出雲市)に通う同市在住の20代学生が新型コロナウイルスに感染したことに関し、島根県と同大は10日、新たに同大医学部生6人の感染を確認したと発表した。いずれも同市在住で、うち1人が敷地内の付属病院で病棟実習をしていた。7人は同じサークルに所属しており、県はサークル内でクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 県と同大によると、実習生は4日に微熱やけん怠感があり、発症前後の2、3日と9日に病棟実習へ参加した。一般的に指導医の下で複数の学生と一緒に患者の診察などをする内容といい、実習生が担当した病棟の入院患者68人や、接触のあった医師、看護師たちのPCR検査を進める。同大は、同病棟への新規入院患者の受け入れは当面停止する。

 同大によると、実習生は7、8日は休んだが、9日は熱が下がったとして参加した。大学のマニュアルでは37・5度以上の際の授業参加は認めていない一方、下がった際に許可するかどうかは決めていなかったという。鬼形和道医学部長は「(管理監督する大学として)結果として不備があった形に見えると思う」と述べた。

 井川幹夫病院長は「患者に感染リスクを生じさせ、多大な迷惑を掛けた。学生に反省を促すとともに、病院として管理を厳重に行う」と陳謝した。

 新たに感染が判明したほかの5人は、20代学生の濃厚接触者。サークル内の複数人で5日、屋外で3時間程度バーベキューをしていた。ほかの参加者は10日の検査で陰性だった。同大は学生に大人数での飲食は控えるよう指示していたが、具体的な人数は示していなかったという。

 20代学生は9日の抗原検査で陽性と判明し、軽症。10日に関連の検査を進め、新たに6人の感染が分かった。うち4人は症状が回復し、2人は無症状。県内での感染確認は6日以来で、計165人となった。

 鳥取県では、今月1、2日に鳥取大の医学部生2人の感染が判明。うち1人は大学のサークルで会食していた。


    ◇

 島根県と島根大は10日、同大医学部(出雲市)の20代学生が新型コロナウイルスに感染したと発表した。軽症という。同大によると、学生は発症前2週間以内に出雲キャンパスに隣接する同大医学部付属病院の病棟への立ち入りはない。院内感染の可能性について、鬼形和道医学部長は、調査中だとして「現時点で答えられる情報を持ち合わせていない」と述べた。

 県と島根大によると、学生は7日に38度台の発熱やせきの症状があり、9日の抗原検査で陽性となった。5日に県内で複数人と会食をしていたが、接触者は特定できているとして、医療従事者がその場にいたかどうかを含め、参加した人数などの公表はしなかった。学生は11月中旬以降はオンラインのみで授業を受けていた。県は、学生を含む接触者のPCR検査を進めている。

 同大は当面、出雲キャンパスへの学生の入構を禁止し、オンラインでの授業を実施するとした。

 鬼形学部長は、県庁であった会見で「学生をはじめ大学関係者の感染防止に努めてきたところだが、学内で感染者が発生したことについては、重く受け止めている」とコメントした。 

【グラフ】島根県の新型コロナウイルス新規感染確認者数と過去1週間平均の推移

【グラフ】島根県の市町別感染確認者数



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  • 島根県庁で会見する鬼形医学部長(右端)たち

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