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酒の提供「時短」要請へ 広島市内の飲食店対象、来週にも県 対策取れぬ店には「休業」【動画】

2020/12/10 23:36

新型コロナの集中対策素案を説明し、広島県民や事業者に協力を呼び掛ける湯崎知事(10日午後4時36分、県庁)

 広島県は10日、広島市内で新型コロナウイルスの感染者が急増しているとして、市内の飲食店に対し、14日の週に酒の提供時間の短縮を要請する方針を明らかにした。12日から来年1月3日までを集中対策期間と定め、県が求める感染予防策を取れない市内の飲食店には休業も要請する。中四国最大の都市である広島市に限った対策を強め、県全域への感染拡大を防ぐ。

 県庁であった県幹部による会議に示した、新型コロナの集中対策の素案に盛り込んだ。市町や関係団体の意見を聞き、11日に正式に決める。湯崎英彦知事は会議後、「このままでは医療にも非常に大きな負荷が掛かる。なんとしても今、このレベルでピークを抑えられるよう、広島市と取り組みたい」と訴えた。

 県によると、酒の提供時間の短縮要請を始めるのは14〜20日のいずれかの日。提供終了を午後10時までとしている他の自治体では感染を抑えきれていないとみており、より前倒しする可能性がある。応じた飲食店に協力金を出すことを含めた支援制度の設計を急ぐ。

 また、広島市内の飲食店に対し、座席の三方をアクリル板で仕切るなど飛沫(ひまつ)感染の予防▽換気▽利用者自身による感染防止策―の3項目の徹底を求める。一つでも対策を取れない飲食店に対しては、12日から来年1月3日までの集中対策期間中の休業を要請する。

 広島市民には、マスクの着用を徹底し、同居家族以外との会食を控え、できる限り外出しないよう呼び掛ける。

 県によると、12月の県内の新規感染者のうち、広島市在住者が74・3%を占めている。市内の直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は9日時点で21・91人。政府の分科会が示す4段階区分で最も高いステージ4(感染爆発)の一つの指標の25人に近づいている。(宮野史康) 

【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

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