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【詳報・克行被告第19回公判】支援者の供述調書朗読 選挙違反になると常識的に分かりましたが、正常に判断できず

2020/12/12 1:22

■支援者

私は2019年6月上旬、河井さんの公設秘書を介して案里さんへの投票と投票を知人に呼び掛ける報酬として、5万円をもらい受けました。

私は会社を退職して、団体で環境保全などに取り組んでいました。17、18年には団体の会長を務めました。農業祭りで河井さんとあいさつを交わすようになり、河井さんと面識がありました。政治には興味がなく、選挙の手伝いはしていませんでした。案里さんとは接点がなく、一度も会ったことがありませんでした。

案里さんが出馬すると知ったのは、自宅の庭でクリスマスローズの展示販売をした時、河井さんから聞いた時です。政治に興味がないので報道では知りませんでした。クリスマスローズを見に行きたいと連絡があり、19年3月のクリスマスローズの展示販売に河井さんがやってきて、私は「こんにちは」と言って雑談していました。河井さんが「案里が参院選に出馬する予定です。よろしくお願いします」と話しました。わざわざ来たのは案里さんの選挙の話かと思いました。私は女性が活躍するのはいいと思い、案里さんに興味を持ち「案里さんに頑張ってもらってください」と言いましたが、具体的に選挙のお手伝いの話をしていません。19年4月27日から5月3日まで九州旅行をしていたら、後援会支部役員から連絡があり、「河井先生の奥さんの案里さんが参院選に出る。地区の女性代表をしてほしい」と言われ、断ろうとすると重ねて依頼されました。女性を応援するつもりで引き受けました。「秘書から連絡があるけえ、よろしく」と言われ、公設秘書から、河井さんが訪問したいと連絡があり、ゴールデンウイークが終わる頃、河井さんと公設秘書が訪問しました。19年5月5日で間違いありません。自宅を訪れると、リビングで河井さんが「案里が参院選に出る。地区の女性代表が必要。地区の応援団長になってください」と頼んできて、地区の女性会、団体をまとめてほしいと言われました。広島県初の女性参院議員を目指して、案里さんが県議をやめる心意気だと思い、私は特定政党を支持しておらず、森本真治さんを応援していましたが、今回は案里さんを応援しようと思いました。案里さんのポスターや後援会入会申込書を公設秘書から渡されました。こんど後援会結成式があり、応援団長としてあいさつを頼んできましたが、あいさつすることは慣れていたので、了承しました。河井さんと公設秘書はその後に帰りました。

資料1のポスターは5月5日にもらったポスターです。私は自宅の塀と母親名義のアパートのブロック塀に張りました。案里さんへの投票を呼び掛けるため、ポスターのお願いをしました。後援会入会申込書は30人ぐらいに依頼しました。5人の名前などを記入する物です。友人、知人に案里さんをよろしくと呼び掛けるものです。友人、知人に書いてもらって、公設秘書に渡しました。会費や活動内容は知らず、選挙の手伝いをすることは初めてでした。案里さんのプロフィルが書かれた三つ折りにした名刺も配りました。資料3で間違いありませんが、実際はもう少し小さかったです。

地区の後援会結成式は、6月6日に開催されました。各地域の応援団長を紹介し、案里さんは女性の声を国に発信する、子育て支援を頑張りますと話しました。私は応援団長になりましたが、後援会に入った覚えはありませんでした。会合は結成式という名目で広く地域で、参院選で案里さんに投票を働き掛ける目的でした。票を集めるため、案里さんの支援をよろしくお願いします、とあいさつし、全員でガンバローコールを行いました。

公設秘書からは、菅官房長官の街頭演説へ参加してほしい、ポスターを張ってください、広報紙を配ってほしい、選挙はがきを記入してほしいと依頼されました。5月5日に応援依頼されて、ポスターを張りましたが、実質は集票活動でした。

公設秘書を通じて封筒をもらったのは、19年6月上旬のあじさい祭りの最終日です。手帳に、19年6月1、2、8、9日、10時〜15時と書いています。
(ここまで 1650文字/記事全文 4155文字)

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