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後援会員の妻 票を買うと聞いたことがあり、封筒はお金だと

2020/12/15 0:28

■後援会員の妻

私は今回の参院選より前に克行議員と案里さんの選挙応援をしたことはありませんでした。夫は克行議員の衆院選を応援していました。昨年3月ごろに案里さんが参院選に立候補することを知りました。何かするわけでもなく、集会に参加したこともありませんでした。昨年6月9日、克行さんの秘書の藤田一さんから案里さんの後援会の会長就任を求められました。克行さんと藤田さんの2人が自宅を訪れ、主人が対応しました。私は主人から「おーい、わしじゃないで。あんたじゃ」と呼ばれ、話に加わりました。克行議員から「溝手さんと票の奪い合いになるんじゃ。後援会を立ち上げる必要がある。会長になってもらえんじゃろうか」と言われました。女性中心のグループをつくり、会長になってほしいというお願いでした。地区には他の政党を応援する人がいたり、溝手さんを応援する人もいる。表立って案里さんを応援すれば角が立つので断りました。克行議員は「他にやってもらえる人がいない。案里を当選させる世話をしてほしい」と言いました。克行議員が帰った後、女性の声を国政に届けることは賛同できるので、お手伝いならと、克行さんか藤田さんに電話して引き受けると伝えました。河井陣営の秘書は6月に2回、私の自宅を訪れました。10日は案里さんのポスターを持参。22日の1日ぐらい前、藤田さんだったと思うが、26日にある後援会結成の集いであいさつを頼まれて引き受け、10〜20枚程度、案内のポスターを渡されました。

案里さんへの投票を呼び掛ける対価、報酬として5万円をもらい受けた時の話をします。克行議員から5万円をもらったのは、19年6月22日のことです。私は自宅に1人でいたら、克行議員が訪ねてきました。事前に連絡があったかどうかは思い出せません。明るい時間で、午前か昼だったと思います。ダイニングテーブルに通し、向かいに座って座りました。一緒に来ていた男性は途中で出ていきました。克行議員は「県連が協力してくれない。東京の街宣車を借りている。菅さんが応援してくれる」と話し、克行議員は持参した書類をテーブルに並べて「これお願いするけえ」と言いました。書類は、選挙はがきの束、返信用封筒、名刺の束、千社札というシール20枚くらいと記憶しています。案里さんの選挙のための物だけでした。克行議員自身の物はなく、自民党の政策集も入っていませんでした。もちろん溝手先生の資料もありませんでした。克行議員はダイニングテーブルに数百枚の選挙はがきを置いたことには驚き、「多すぎるじゃろ」と言って、半分くらい返しました。それでも案里さんの選挙はがきは200枚くらいありました。三つ折りの名刺は10枚くらいありました。克行議員は「引き続きよろしくお願いします」と言い、「じゃあそろそろ失礼します」と言って、自分の座っていたいすに、紙袋を置きました。「これ」などと言って立ち上がりました。私も立ち上がって、紙袋の中を見ると、菓子折りが入っていました。この日は、選挙の配布物を依頼されていたので、案里さんへの投票や知り合いへの投票の呼び掛けのため、菓子折りをくれようとしていると思いました。投票の依頼であれば、現金も物ももらうことは法律違反になると分かっていました。私は紙袋を「いやいや」と断りましたが、克行議員は足早に去って行きました。
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