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男2人に有罪判決 福山死体遺棄で広島地裁

2020/12/15 14:49

広島地裁

 福山市神辺町道上のアパートで近くの会社役員若嶋真一さん=当時(45)=の遺体が見つかった殺人事件で広島地裁は15日、いずれも死体遺棄罪に問われた同市東陽台2丁目、解体業福山保司被告(53)に懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)、同市千田町3丁目、土木作業員藤岡幸政被告(44)に懲役1年6月、執行猶予3年(同2年)の判決を言い渡した。

 三村三緒裁判長は福山被告に関し、昨年秋ごろに若嶋さんの同居人で福山被告の妹の美保被告(52)=殺人と死体遺棄罪で起訴=から若嶋さんを殺して別の男性のアパートに遺棄する計画を聞かされ「殺害されるのを想定し、死体を遺棄しようと考えて現場に行ったと認められる」と指摘。殺害前の共謀はなかったとする弁護側の主張を退けた。

 藤岡被告については「布団のようなものが巻かれた運搬物が死体と認識して男性方に運び入れており、死体遺棄の実行行為の中核部分を担った」と認定。「殺害の罪を男性に押し付ける目的を知りながら犯行に加担し、動機は悪質」と断じた一方、計画を立てたのは美保被告らである点などを考慮し執行猶予を付けた。

 判決によると、両被告は美保被告らと共謀して2月27日、若嶋さんの遺体を殺害現場の若嶋さん方から別の男性のアパートへ運んで遺棄した。


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