地域ニュース

【詳報・克行被告第21回公判】元広島市議証言<1>克行被告に「しまいなさい」と一喝された

2020/12/15 23:15

 昨年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=の第21回公判が15日、東京地裁であった。元広島市議が検察側の証人として出廷し、広島市安佐南区の克行被告の事務所で克行被告から20万円を受け取ったことを認め「表に出せないお金。買収と思った」と証言した。

【検察側の主尋問】

検察官 証人は元広島市議か。

証人 はい。

検察官 2019年4月の市議選で落選し、現在は無職か。

証人 はい。

検察官 市議選の選挙区は。

証人 大変申し訳ないんですけど、一般人としてつつましく暮らしておりまして、報道で家族も心身ともにつらい思いをしていまして、個人が特定されるようなことは差し控えたい。

検察官 落選した後、政治活動を続けているか。

証人 はい。

検察官 どのような活動か。

証人 地域活動に参加したり、街頭に立ったりして、顔を売るような活動をしています。

検察官 後援会は存続していたか。

証人 はい。

検察官 後援会事務所は借りていたか。

証人 はい。

検察官 落選後、事務所は。

証人 そのまま借りています。

検察官 克行被告との面識は事件以前にあったか。

証人 会合などで見かけるくらい。会話をしたことはない。

検察官 案里被告とは。

証人 以前会合があって、いつごろだったか数年前、たまたま隣の席になったことがあり、2、3会話をしたことがあるかもしれない。それ以外は見かける程度。

検察官 参議院選に案里被告が立候補することはいつ知ったか。

証人 2019年3月ごろ。報道で知りました。

検察官 証人は4月の選挙で落選して、案里被告の選挙を手伝うつもりはあったか。

証人 ありません。

検察官 どうして。

証人 落選後は勤め人だった。自ら主体的に選挙を手伝う気はなかった。河井さんと溝手さんと縁遠かった。親しい人もいなかった。

検察官 案里陣営からお金をもらったか。

証人 はい。
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