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【詳報・案里被告第28回公判】検察側論告<2>投票及び選挙運動の報酬の趣旨であったことは明らか

2020/12/16 0:28

下原氏への供与について

 下原氏の証言内容

 「私は、広島県東広島市選挙区選出の広島県議会議員であり、現在6期目を務めている」「私は平成15年に被告が初当選して以降、平成29年まで同じ会派に所属し、会派内で政治活動を一緒に行った。本会議の席は、ここ8年くらい隣同士であった。平成21年に被告が広島県知事選に出馬した際には、私は被告を応援した。私は、克行被告とは特に深い関係はなかった」

 「私は、私の県議会議員選挙の投開票日である平成31年4月7日、私の選挙事務所で被告から50万円をもらった」「同日、被告が1人で私の選挙事務所を訪ねて来て、地方選の様子の話の後、参院選の話となり、私に『溝手議員は現職で大丈夫ですから私を応援してください』と言ってきた。私は、被告が参院選での被告への投票や投票の取りまとめの依頼で来たのだと思った」「その後、被告は、私に現金50万円の入った封筒を差し出して『当選祝いです』と言ってきた。私は、開票前であったことから、当選祝いでもらうお金ではありませんと差し戻したところ、被告は、じゃ、陣中見舞いでということで、また私の方に出してきた。私が『そういうことなら領収証を書きましょう』と言ったところ、被告はちょっと軽げな感じの口調で『要らなあい』と言った。私は、選挙に絡んでの違法なお金だと理解して差し戻しをしたところ、被告は『じゃ、これは奥様のお見舞い』と言ってきたので、断るわけにもいかず、もらい受けた」「被告が現金を差し出してきたのには、札の確保、選挙の応援、いわゆる票の取りまとめの意味があったと思う」
(ここまで 654文字/記事全文 8178文字)

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