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【詳報・案里被告第28回公判】検察側論告<3>被告と克行被告の間で共謀が成立していたことは明らか

2020/12/16 1:12

克行被告の供述

 克行被告はリストの電子データについて、自らが作成したものであることを認める供述をしている。リストの電子データ及び紙媒体は、克行被告が作成管理していたものと認められる。

 リストは、被告及び克行被告による本件選挙における投票及び選挙運動の報酬の趣旨での現金供与の実績を記載したものであること

 リストには、被告及び克行被告による、公判廷で証言した広島県内の県議会議員、市議会議員、町議会議員及び首長合計11名に対する本件選挙における投票及び選挙運動の報酬の趣旨での現金供与が記載されていると認められる。

 このうち、奥原氏、平本、下原氏、岡崎氏の4人については、被告または克行被告から本件選挙における投票及び選挙運動の報酬の趣旨で現金供与を受けたと認められるところ、被告からの同趣旨での現金供与分も含めて、その供与回数や万円単位の金額は、リストの記載と完全に一致している。

 残りの7人の証言の概要は、以下のとおりである。

 海徳裕志氏は「私は、安佐南区選出の広島市議会議員であり、克行被告から平成31年3月下旬に本件選挙における投票及び選挙運動の趣旨で現金30万円、令和元年6月1日に同趣旨で現金20万円の各供与を受けた」との旨を証言した。
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