地域ニュース
石見神楽自販機、浜田にお目見え 硬貨入れると口上
2020/12/18 21:25
石見神楽の演目「大蛇(おろち)」の登場人物などをデザインした自動販売機が、浜田市原井町のゆうひ公園にお目見えした。硬貨を入れると須佐之男命(すさのおのみこと)たちが口上をしゃべる。売り上げの一部が市観光協会の観光事業に充てられる。
道の駅「ゆうひパーク浜田」に隣接する同公園に1台設置した。正面に「大蛇」に登場する須佐之男命や大蛇、側面に「塵輪(じんりん)」の鬼などの写真を配置している。
硬貨を投入すると「自らはタケハヤスサノオノミコトなり〜」との口上や、「石見神楽八調子は浜田でできたんで〜」との解説の音声が流れる。商品のボタンを押すと「かしこまってそうろう」としゃべり、購入者を楽しませる。今後は飲料水以外に、演目の紹介カードなども販売する。
同協会とダイドードリンコ(大阪市)が共同で年内に市内計5カ所に設置する。
同公園で17日、お披露目式があり、浜田石見神楽社中連絡協議会のメンバーが演目「大蛇」を舞って祝った。市観光協会の中山良一事務局長は「石見神楽のPRの一つになれば」と期待した。(梨本晶夫)
【関連記事】
国土交通省広島国道事務所は17日、広島市安佐北区可部南の可部分室で、大雪で立ち往生した車をけん引する訓練をした。
江田島市は、能美町にある旧宿泊施設「国民宿舎能美海上ロッジ」の解体工事について、2021年1月としていた着工を1年先延ばして22年1月に変更した。現在、近くで民間ホテルが建設中で、解体工期は1年以上...
周南市中心部の銀南街商店街振興組合は17日、加盟の41店へ新型コロナウイルス除去に効果があるとされるオゾン発生器の配布を始めた。商店街に本社を構えるメーカーの製品を市の補助金100万円を充てて購入し...
安芸高田市消防本部は、同市吉田町の道の駅「三矢(みつや)の里あきたかた」で年末の特別査察をした。来場者の増加が見込まれる年の瀬に向け、消防設備の管理状況などを確認した。
広島市は、安佐北区可部東で整備している幹線市道の可部大毛寺(おおもじ)線の延伸部分を、26日午前10時に開通させることを決めた。同市道の開通予定時期は、工事現場で湧水があったことなどを理由に3度にわ...