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広島市の感染10万人当たり38・93人、全国で最多

2020/12/18 22:58

 広島市は18日、人口10万人当たりの新型コロナウイルスの新規感染者数が、全国20の政令指定都市で最多となったとする集計結果を明らかにした。1週間(9〜15日)に公表した感染者数に基づく集計で38・93人となり、大阪市(33・61人)や東京都(26・22人)などを超えた。

 市が、各都市の人口(4月1日時点)やホームページ上の発表を基に独自に集計した。広島市は12月9〜15日に計465人の感染を公表。10万人当たり38・93人は、政府の分科会が示すステージ4(感染爆発)の指標の一つの25人を超えている。札幌市の32・99人、名古屋市の27・18人も上回っている。

 広島市内では11月下旬から感染者が急増。12月には18件のクラスター(感染者集団)が発生している。この日、記者会見した松井一実市長は「すぐに診察できない患者も増え、受け入れ態勢は逼迫(ひっぱく)している。危機を乗り越えるため、人と接触する機会を減らしてほしい」と訴えた。

 また、広島県が市中心部の酒を出す飲食店に営業時間の短縮などを要請している点を踏まえ、市独自の支援策を検討していると明らかにした。(久保田剛) 

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