広島市民病院の救急受け入れ中止、23日朝まで延長
2020/12/18 23:14
新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した広島市民病院(中区)は18日、19日朝までとしていた救急搬送の受け入れ中止を、23日朝まで延長すると発表した。対象も拡大し、周産期(妊娠22週から出生後7日未満まで)の患者の受け入れも中止する。手術は21日からの段階的な再開を目指す。この日、新たに70代の入院患者1人の感染を確認し、同病院の感染者は計12人となった。
救急搬送の受け入れ中止の延長は、全職員約1800人のPCR検査に時間がかかるためと説明。これまでに感染者と同フロアの職員など約340人の検査を終え、18〜20日は医師や看護師を中心に計約900人を集中的に検査する。
新たに感染が分かった70代の患者は軽症で、クラスターの発生したフロアに入院していた。
この日、院内の感染防止、手術や救急搬送の体制を再調整するため、荒木康之院長を本部長とする24人の緊急対策本部を設置。広島県感染症・疾病管理センターの桑原正雄センター長や広島大教授たち3人の外部委員も加わった。
同病院は、職員たちの感染を受け、15日夕から妊婦たちを除く救急搬送の受け入れを中止。一般外来と自家用車などで訪れる救急患者は受け入れている。(新山創)
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