広島市立の小・高5校の児童生徒ら6人感染、3小学校休校へ 新型コロナ
2020/12/19 22:11
広島市教委は19日、市立小4校と市立高1校の児童生徒と教員計6人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。6人全員が市内在住という。
市立小の所在地と感染者は、東区の20代の教員1人▽西区の10歳未満の児童1人▽安佐南区の児童1人▽安芸区の10代と10歳未満の児童計2人。市立高は生徒1人となる。
このうち東区、西区、安芸区の小学校計3校では20日から22日まで、施設の消毒や濃厚接触者の調査などのために臨時休校とする。放課後児童クラブの受け入れも止める。
安佐南区の小学校と、市立高は、学校に検査対象となる濃厚接触者たちがいないとして、臨時休校はしない。
これとは別に、19日まで臨時休校とした市立高2校は、調査や検査が続いているとして、臨時休校の期間を20日まで延ばした。18日まで臨時休校していた市立高1校は、濃厚接触した生徒20人、教職員2人がPCR検査で陰性となり、施設の消毒も終わったとして、19日に再開した。
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