広島県内96人感染 広島市72人、福山市7人など 新型コロナ19日
2020/12/19 22:14
広島県で19日、新たに96人の新型コロナウイルス感染が確認された。広島市72人、福山市7人、呉市5人など、感染確認は6市2町にわたっている。いずれも重症者はいないという。
広島市が発表した66人は10〜90代。このうち60代と70代の各1人は呼吸困難などがある中等症で、市内の医療機関に入院した。ほかは軽症か無症状という。
クラスター(感染者集団)が発生した市民病院(中区)では、新たに3人が感染した。内訳は30代の職員1人、退院した70代の2人で、累計の感染者は計15人となった。広島シーサイド病院介護医療院(南区)のクラスター関連では3人を確認した。
これとは別に、広島市教委が市立小4校と市立高1校で計6人の感染を公表した。全員が市内在住という。市立小の所在地と感染者は、東区の20代の教員1人▽西区の10歳未満の児童1人▽安佐南区の児童1人▽安芸区の10代と10歳未満の児童計2人。安佐南区以外の3校は20〜22日、臨時休校となり、放課後児童クラブの受け入れも止める。市立高は生徒1人だった。
福山市の7人のうち2人は市内の寺岡記念病院のクラスター関連で、80代と90代の入院患者。17日に20代の医療従事者の感染を発表した市内の国立病院機構福山医療センターでは、70代の入院患者1人の感染が判明した。
呉市の5人は10〜60代だった。
その他の感染確認は、東広島市4人▽府中市、廿日市市各2人▽坂町3人▽安芸太田町1人。広島県は10人が軽症、2人が無症状としている。
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