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岡山県が医療非常事態宣言 コロナ急増で体制逼迫「感染しても入院できるとは限らない」

2020/12/21 21:17

医療現場の窮状を訴える伊原木知事(右)と松山会長

 新型コロナウイルスの感染者の急増で医療体制が逼迫(ひっぱく)している現状を受け、岡山県の伊原木隆太知事は21日、県民に行動自粛を迫る医療非常事態宣言を初めて出した。感染対策が不十分な宴会や飲食、カラオケの中止などの協力を県民に強く求めた。特措法に基づかない「最高レベルの要請」という。

 伊原木知事は臨時の記者会見で「感染しても入院できるとは限らない状況だ。入院待機中に容体が急変して亡くなった広島市の事例が、岡山でも起きる」と指摘。「県民の行動を変えてもらうしかない」とした。

 県内の1日の感染者は19日の60人、20日の111人と2日連続で過去最多を更新した。伊原木知事は「現時点で確保している302床をきちんと回せるかどうかも自信がない、との声が出ている」と医療現場の窮状を代弁した。

 同席した県医師会の松山正春会長は「各病院から悲鳴のような言葉をたくさん聞いており、医療体制は逼迫している。誹謗(ひぼう)中傷もあり、看護、介護職で離職が進んでいる」と明かした。(中島大) 

【グラフ】岡山県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況

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