廿日市市と3町の救急隊員らも対象 広島市内2カ所のPCRセンター
2020/12/21 23:07
新型コロナウイルス感染者の急増で、広島県は21日、広島市内に設けている「広島PCRセンター」の受け入れ対象を広げた。19日に続く拡大で、高齢者・障害者施設、医療機関、飲食店、廃棄物処理業者の各従業員や消防署の救急隊員について、広島都市圏の県内1市3町を対象に加えた。来年1月17日まで。
センターは広島市中区の中央新天地集会所と、車に乗ったまま検体採取できる西区の県営広島西飛行場跡地の2カ所にあり、感染の有無を診察なしに無料で検査している。高齢者施設などの従業員や救急隊員はこれまでは広島市に限っていたが、ここ2〜3週間で感染者が市に次いで増えているとして、廿日市市と府中、海田、坂町を加えた。
希望者は事前に電話で予約し、名前や住所、勤務先などを伝える。検体採取は約10〜15分かかる。陽性の場合は原則翌日に結果が電話で直接伝えられる。陰性の連絡はなく、検査日ごとの陽性者への連絡終了を告知している県ホームページ(HP)で確認する。
県は19日、対象を広島市中心部の飲食店で2週間以内に飲食した県内の客や市内の救急隊員たちへ拡大。同日はそれまでの1・5倍の計約600人が利用した。(赤江裕紀)
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