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【詳報・克行被告元秘書第8回公判】弁護側の最終弁論<4>

2020/12/22 3:52

第10 被告が実行行為者たる立道秘書に対する車上運動員の報酬額の連絡に関与していないこと

1 被告と立道秘書との間に共謀が成立するためには、車上運動員への報酬の支払いまでに当該報酬額の立道秘書への連絡に関して被告の関与が必要になること

 立道秘書は、一方のグループについては令和元年7月18日に、もう一方のグループについては同月21日に、会計担当者に対して、1日3万円の報酬を支払う旨の指示を出し、実際に各車上運動員らに報酬が支払われている。

 本件において、被告と立道秘書との間に「共謀」が成立するためには、上記指示の時点までに、立道秘書に対して法定支給限度額を超える報酬を支払う旨を伝える意思連絡系統に被告の関与していることが必要となる。

2 一方のグループについて

 立道秘書において、車上運動員に対する報酬の支払を実行しなければならないところ、取調べ済みの供述証拠、事務長男性及び立道秘書の証言並びに被告の供述においても、一方のグループに報酬として1日3万円を支払う方針を被告が立道秘書に連絡した事実は一切立証されていない。
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