地域ニュース
【今週の特集】中国新聞デジタル2020年の注目の記事
2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大で社会が大きく揺れ動いた1年でした。広島の現職国会議員が逮捕されるなど衝撃的な事件がある一方、心温まる物語もありました。今週の特集は、2020年に掲載されたさまざまな記事の中から、中国新聞デジタル担当デスクが選んだ注目の記事をピックアップしました。(※見出し横の年月日は掲載日)
河井前法相夫妻を逮捕 参院選巡り買収の疑い(2020/6/19)

河井夫妻だけでなく、2人から現金を受領した広島県内の首長や議員たちにも厳しい批判の声が上がっています。「受領13県議の追及なし 広島県議会が決議案見送り」は事件だけでなく、地方の議会と政治家の責任についても問う記事です。
特集「河井夫妻買収事件公判」では、現在進行中の裁判についての詳報を掲載しています。シリーズ「決別 金権政治」の「第1部 巨額の買収事件」では、綿密な取材で今回の大規模買収事件の実態に迫りました。「第2部 被買収者」では、河井夫妻から現金を受け取った地方議員たちに焦点を当てました。
河井夫妻買収事件以外にも政治について考えさせられる記事がありました。「山口考 終幕安倍政権」では、山口から8人目の宰相として最も長く国のかじ取り役を担った安倍前首相と地元の7年8カ月の一幕を3回連載で振り返りました。「「誠実さ」民意と隔たり 河井夫妻事件・閣僚辞任・桜・加計…説明責任果たさず辞任」(2020/9/9)も、安倍長期政権の功罪を検証しました。
カープのチケット販売、希望者2メートル離れて整列(2020/3/1)

母と弟発熱、私も… コロナ感染、50代女性の体験(2020/8/12)

新型コロナウイルス関連では、感染症対策として避けるべき行動(密閉、密集、密接)を表した「3密」という言葉が注目されました。「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞にも選ばれました。緊急事態宣言解除に伴い再開した学校も「広島県内の公立学校が再開」(2020/6/1)のように「3密」を避けるための工夫を凝らしました。政府が全世帯に配布したものの、汚れや異物混入が相次ぐなどしてやゆされた布マスク「アベノマスク」もトップテン入りしました。安倍晋三前首相の地元、山口県の支局から届いた「アベノマスクいつ届く 「今さら要らない」の声も」(2020/5/20)が大きな反響を呼びました。「コロナ疎開」という言葉も生まれました。「コロナ疎開に苦言、鳥取県知事」(2020/4/6)もよく読まれたコロナ関連記事の一つです。
帰れぬ遺骨 県北の集落で 死者の無念思い続け(2020/4/13)

米国が広島に原爆を投下して75年、10月には核兵器の開発から使用まで一切を全面禁止する核兵器禁止条約の批准数が、発効に必要な50カ国・地域に達しました。2021年1月22日に発効します。しかし、日本政府は「核禁条約 有効性に疑問」(2020/10/25)などとしており、今なお条約に背を向け続けています。連載「核兵器禁止条約発効へ」では、条約をめぐる国内外の課題を探りました。
【この働き方大丈夫?】「やりがい搾取」限界寸前(2020/9/16)

仕事を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。「働き方改革」が叫ばれて久しいですが、職場には今も多くの課題が残されたままです。シリーズ「この働き方大丈夫?」は、非正規雇用、パワハラ、コロナ禍の中のテレワークなど、私たちを取り巻く労働環境の変化について迫りました。
【生きて】元自民党政調会長 亀井静香さん(2020/2/4〜/3/4)

春なのに…県北で季節外れの雪 広島県内荒天(2020/4/13)

内部告発した職員を「隔離」か 1人だけ別施設の畳部屋(2020/6/8)

一方で議員からは「畳部屋はパラダイス」「パワハラ役場は屈辱」(2020/8/12)と言った発言も飛び出しました。その後、職員は複数職員が働く別の部署に異動になりましたが、町議会の調査特別委員会は、調査を断念し解散(「畳部屋問題の特別委、調査しないまま解散 田布施町議会」2020/9/18)。問題はうやむやのままです。
朱華園の味、最後まで追求 元店主・檀上さん(2020/7/10)

「朱華園」の事実上の閉店後、「尾道ラーメン」ブームの中で出店した新興組は味やメニューで個性を打ち出し、新機軸の店もじわり評価を上げています。「尾道ラーメン新潮流 「朱華園」去って1年」(2020/6/21)は、2020年に最も人気を集めた特集の一つです。
増水した太田川にシカ3匹 広島市(2020/7/14)
足に異常…キリンの子走った 安佐動物公園(2020/7/21)
信号待ちのトラック爆発 冷却スプレーのガスが原因か(2020/8/19)
山口の上関大橋に段差20センチ、車衝突(2020/11/14)

【弁護側の反対尋問】弁護人 克行さんとはずいぶん長い付き合いか。証人 気持ち的には近くさせてもらっていました。弁護人 1993年ごろから、河井克行を育てる会に関与している。後援会組織の活動は活発にされ...
■後援会員【検察側の主尋問】検察官 2019年7月の参院選に先立ち、誰かから現金をもらったことがあったか。証人 ございました。検察官 誰からか。証人 河井克行氏です。検察官 何回か。証人 1回です。検...
【弁護側の反対尋問】弁護人 克行さんと証人の関係だが、高校の同窓になるか。証人 違います。弁護人 証人の高校はどこか。証人 国泰寺高校です。弁護人 克行さんとは接点がなかったと証言していた。証人 はい...
■窪田泰久広島県議【検察側の主尋問】検察官 職業は県議か。証人 はい。検察官 選挙区は広島市南区か。証人 はい。検察官 2009年の県議補選に当選し、2期目から自民党公認で当選し、現在は4期目か。証人...
【弁護側の反対尋問】弁護人 克行さんとの関係を聞く。平成5年の後、父との関係が悪化したというが、具体的にどう悪化したのか。証人 もともと父と克行氏は衆院議員の粟屋敏信氏を応援していました。父が応援して...