地域ニュース

【詳報・案里被告第29回公判】被告の最終意見陳述

2020/12/24 0:15

■被告の最終意見陳述

今回の事件への、最後の陳述をさせていただきます。

検察は、リストや名簿への私自身の関わりについて、一切、捜査を行わずに、私の共犯性を主張しています。そして私の陣営の公示前の活動は事前運動であり、現金供与はその運動の一環であったという前提に立って、私が相手方を買収したとしています。しかし、私が差し上げた現金がそのような趣旨だったかどうかは、まさに今回の裁判の争点です。最低限の捜査も行わず、争点を所与の前提としておられることは極めて横暴です。そして検察が問題視された各活動は、その時期、全国全ての陣営で行われておりました。検察の主張を受け入れれば、これまで、それらの活動を了としてきた警察庁や総務省の不作為も問われる上、候補者の政治活動の自由を侵害することになります。このような大きな問題を検察は片手間に論ずるのではなく、その性質と重大性に鑑み、正式に私の容疑に加えて、法廷で堂々と議論すべきです。

奥原、岡崎、平本、下原の各先生はいずれも大変恩義のある方々です。私としては、長年、在籍した県議会を去るに当たり、この先生方に感謝の念を、陣中見舞いあるいは当選祝いとしてお示ししたい気持ちがありました。この先生方を買収するなど、あまりにも失礼なことであり、そんなことは断じていたしておりません。先生方も買収されたとの認識をお持ちだったはずはなく、その御証言は真意を表すものではないと感じています。一方検察が、胡子市議の取り調べの録音録画の前に、入念にリハーサルをした事実は看過できません。捜査の可視化の立法の趣旨を甚だしく逸脱しており、このようなことは私の事件の捜査を最後にしていただきたいと存じます。
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