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JR岩国駅前に市が図書館整備へ 再開発ビル計画

2020/12/25 20:49
岩国市が図書館を整備する方針を決めた民間再開発ビルの計画地

岩国市が図書館を整備する方針を決めた民間再開発ビルの計画地

 岩国市がJR岩国駅西側で計画されている再開発ビルに図書館を整備する方針を固めたことが25日、分かった。1日当たり1万1千人が利用する駅の集客力との相乗効果で、にぎわいづくりへ期待が高まる。中国地方では駅周辺で図書館を中心に複合施設を整備する自治体が相次いでいる。

 複数の関係者によると、25日までにあった市の幹部会議で方針を決め、地元に説明した。28日にも発表する。地権者たちでつくる準備組合は複合ビルの2027年度オープンを目指している。

 駅から約500メートル離れた市福祉会館にある市の図書館分室は開館から44年がたつ。160平方メートルの広さで中心市街地の人口に対して手狭との指摘もある。地元住民や商店主たちからは、駅前に広い図書館の新設を求める声が上がっていた。

 再開発ビルの計画地は飲食店や百貨店が並ぶ6400平方メートル。商業施設やマンションを入れる構想で、地権者たちが10年に準備組合を設けた。建設費用を賄うため、市や山口県に公益施設の整備を求めていた。県が産業振興の拠点を置く方針をいったん示したが、建設スケジュールが折り合わず、代わりに市が別のにぎわい施設を造る姿勢を打ち出していた。

 山口県内では周南市がカフェや図書館を備える徳山駅ビルを18年に開館。通行量を10〜25%伸ばしている。三原市の三原駅前の再開発エリアにも7月に図書館を核とする複合施設がオープンしている。(坂本顕)

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