広島県の感染者受け入れ 島根県方針、医療機関に4床確保
2020/12/26 9:08
島根県の丸山達也知事は25日、新型コロナウイルスの感染者が急増する広島県から軽症者の入院を受け入れる方針を明らかにした。島根県内の医療機関に4床を確保し、逼迫(ひっぱく)する隣県の医療体制を支援する。
丸山知事は会見で、県西部を中心に、普段の救急医療で距離の近い広島市内などの医療機関の協力を得ていると強調。「そうした医療機関が厳しい状況にある中、県内の対応に問題が生じない範囲で、できることをしたいと申し出た」と話した。対応を想定する医療機関名は非公表。広島県の要望に応じて受け入れる。
島根県内の25日午前10時時点の入院患者数は19人。現在確保する134床のうち病床使用率は14・2%にとどまる。一方、広島県内では、確保する397床のうち、24日午後8時時点の病床使用率は63・7%。自宅待機する陽性患者は725人に上る。
広島県の湯崎英彦知事は25日に開いた会見で「島根県からの申し出は、非常に心強い。現時点ですぐに搬送の予定はないが、患者の発生場所や、病床の逼迫状況を勘案してお願いしたい」と話していた。(三宅瞳、岡田浩平)
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