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家族連れたち歓声上げ滑走 島根の琴引スキー場オープン 新型コロナ対策も

2020/12/26 18:06
初滑りを楽しむスキー客

初滑りを楽しむスキー客

 島根県飯南町有のスキー場「琴引フォレストパーク」が26日、今季の営業をスタートし、多くのスキーやスノーボード客が訪れた。近年続く暖冬の影響で一時は営業が危ぶまれたが、今月中旬には積雪にも恵まれ、オープンから30年となる節目を迎えた。県内のスキー場が東部の2カ所に半減する中、新型コロナウイルス対策を徹底して2月末まで営業を続ける。

 初心者向けの緩やかなコースや、そり専用のゲレンデでは、家族連れなどが時折歓声を上げ、約1年ぶりに雪の感触を楽しんだ。岩国市から家族4人で訪れた小学3年の三浦怜大君(9)は「雪が少し固いけど、家族みんなで上手に滑りたい」と笑顔だった。

 12月上旬から人工造雪機で準備を進め、14日からのまとまった雪で良質のゲレンデとなった。新型コロナの感染対策では、レストランの座席数を約100席減らし、テーブルの上にはアクリル板を設置。全ての出入り口にアルコール消毒液を置き、レンタル用のスキーウエアは1着ずつ包装するなど徹底した。

 運営する飯南トータルサポートの福岡一樹マネジャー(45)は「感染予防対策には念入りに取り組んでいる。安心して訪れてほしい」と来場を呼び掛けた。

 フォレストパークは近年の雪不足の影響で赤字経営が続き、19年度は利用者が過去最低に。今季は新型コロナの影響も見通せず、営業が危ぶまれた時期もあった。県の財政支援を見込んで町が運営継続費を支出し、開場にこぎつけた。

 県内では雪不足の影響で邑南町の瑞穂ハイランドが運営会社の自己破産で今季の営業を見送り。来季に向けて新たな企業との契約交渉を続ける。奥出雲町の三井野原スキー場は、昨季は営業できなかったが、今月19日にオープンした。(高橋良輔) 

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  • アクリル板を設置するなど感染防止対策を徹底したレストラン

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