地域ニュース
大林作品で監督追悼 尾道映画祭、21年2月27・28日
2020/12/26 22:50
映画のまちとしての魅力を発信する「尾道映画祭2021」が来年2月27、28の両日に尾道市中心部である。同市出身で4月に82歳で亡くなった映画監督大林宣彦さんの追悼がテーマ。尾道で撮影された遺作「海辺の映画館―キネマの玉手箱」や「尾道三部作」を上映する。
JR尾道駅前のしまなみ交流館が会場。尾道ロケを支えたボランティアや地元企業経営者らでつくる実行委員会によると、「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の3作品を尾道で一挙に上映するのは初めてという。ゲストの招待は、新型コロナウイルスの感染情勢を踏まえ検討する。
大林さん本人の登壇などを予定していたことし2月の映画祭は、新型コロナの影響で中止になった。徳永修実行委員長は「大林さんの芸術性や技をアーカイブとして残す動きを、地元尾道から起こしていく」と力を込める。
新型コロナの状況次第で、オンライン開催などに変更する可能性もある。チケットは1月下旬から発売予定。関連企画やプログラムは映画祭の公式サイトなどで随時発表する。(田中謙太郎)
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