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「これなら」電動で広がる挑戦 自転車イベント、本紙記者も完走(2019年10月21日掲載)

2020/12/28 9:14
イーバイクで急勾配を駆け上がる記者=手前(撮影・井上貴博)

イーバイクで急勾配を駆け上がる記者=手前(撮影・井上貴博)

 20日に尾道市などで開かれたしまなみ・ゆめしまサイクリングフェスに、スポーツタイプの電動アシスト自転車(イーバイク)を借りて参加した。力強いアシストで坂道を乗り切り、「サイクリストの聖地」の一端を味わった約75キロだった。

 「ひえー」。急な上り坂を前に、参加者の一人が悲鳴を上げた。同市因島大浜町の因島大橋につながる自転車歩行者道(自歩道)入り口近く。自転車を押して坂を上る人もいる中、自分が乗るイーバイクは、ハンドルに備えられたリモコンを押すと電動アシストが作動した。車輪が小さいミニベロタイプだが、押されているような加速感とともに上り切った。

 以前、別コースで1度挑戦した際に坂道で気力と体力が尽きた経験から、サイクリングを敬遠していた。今夏、市内でイーバイクのレンタサイクルが広がっているとのニュースを取材したのを契機に、「これなら」とサイクリングイベントへの初参加を決めた。

 今回走ったコースは、向島運動公園を発着点に、三つの橋を通って愛媛県今治市の大三島で折り返した。自歩道や一般道のきつい坂、逆風の海沿いなどでアシストの力を借り、無事完走。次は、3連つり橋として人気が高い来島海峡大橋も走ってみたいという気持ちになった。

 世界中のサイクリストに愛されているしまなみ海道。イーバイクには、その裾野をさらに広げる可能性があることを実感した。(村島健輔)

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