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【新型コロナウイルスNEWSファイル】<6>「第3波」医療崩壊の危機(2020年11月・12月)

2020/12/29 11:45
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

※下の項目クリックで各ページへ
<1>日本上陸(2020年1月・2月)
<2>緊急事態宣言(2020年3月・4月)
<3>沈静化そして再び…(2020年5月・6月)
<4>「第2波」襲来(2020年7月・8月)
<5>期待と不安の中で(2020年9月・10月)
<6>「第3波」医療崩壊の危機(2020年11月・12月)
<7>11都府県に緊急事態宣言再発令(2021年1月・2月※随時更新)

 11月


 1日 出張帰国 14日の待機免除

 政府は、海外への7日以内の短期出張から帰国・再入国した日本人らについて、帰国後14日間の待機措置を緩和した。陰性証明書の提出などの条件付きで免除する。159の国・地域で実施していた入国拒否は中国や韓国など9カ国・地域で指定を解除した。

 4日

 野上浩太郎農相は閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食業界の支援策「Go To イート」プレミアム付き食事券事業について、利用が始まった10月5日から28日までを集計し、24府県計469億円分が販売されたと公表した。販売予定額の約22%に当たる。

 新型コロナウイルスの影響を受けた飲食業界を支援する「Go To イート」のプレミアム付き食事券について、広島県のキャンペーン事務局は、午前9時から予約受け付けと発券を一時中止したと発表した。県内の発行窓口のコンビニ「ファミリーマート」チケットの用紙切れが続出したため。用紙を確保した上で13日午前10時に予約の受け付けと発券を再開する。→クリックで詳細記事

 5日

 国内で、新たに報告された新型コロナウイルス感染者が千人を超えた。1日当たりの感染者数が千人を超えるのは、8月21日以来。都市部の愛知や大阪で増えているのに加え、寒冷な北海道で初めて100人を超えた

 山口県は、県内で新たに8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち山口市の7人は、先にマスターの感染が確認された同市湯田温泉のバーの客とその濃厚接触者で、県はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。→クリックで詳細記事

 6日

 オリエンタルランドは、東京ディズニーランド(千葉県浦安市)と東京ディズニーシー(同)で、政府の「Go To キャンペーン」が利用可能になるとホームページ上で発表した。

 8日 世界の感染者数5千万人超える

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が、世界全体で5千万人を超えた。うち米国の感染者が約1千万人で世界最多。欧州では急増を受けて社会・経済活動規制が再導入されるなど、影響は拡大している。死者も10月下旬から増加ペースが上がり、125万人を超えている。致死率は約2・5%

 10日

鳥取知事 鳥取市で新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることを受け、鳥取県と市は、県庁で合同の対策本部会議を開いた。出張先の東京都からテレビ会議で出席した平井伸治知事は「感染ルートが複数ある。鳥取県は第3波に入ったと言わざるをえない」と危機感を表明。接触者の追跡調査を急ぐ方針を示し、県民に感染予防の徹底を呼び掛けた。→クリックで詳細記事

 12日

 国内で12日に報告された新型コロナウイルス感染者数は1651人で、8月7日の1597人を上回り、過去最多を更新した。

 米軍岩国基地(岩国市)は、新たに基地関係者11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同基地関係者の感染は計27人に。近隣の住民や市内の繁華街の飲食店経営者たちは不安の声を上げた。市は、基地に感染拡大防止の徹底や、適切に感染経路などの情報を提供するよう申し入れた。→クリックで詳細記事

 13日

 政府は、新型コロナウイルス感染拡大が続く中、来年1月末までを実施期間としている観光支援事業「Go To トラベル」の延長方針を維持した。菅義偉首相は緊急事態宣言の再発出にも慎重な立場を崩さず、経済再生と来夏の東京五輪・パラリンピック開催を優先した形だ。

 山口県内で、新たに14人の新型コロナウイルス感染が確認された。うち11人は岩国市の接待を伴う飲食店の従業員と客。県は同店を舞台にクラスター(感染者集団)が発生したとして警戒を強めている。山口県でのクラスターは4件目→クリックで詳細記事

 島根県は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた県内の観光施設への誘客を促すため、電子チケットの「しまねプレミアム付き観光券」の販売を始めた。専用サイトで千円分を500円で販売。→クリックで詳細記事

 14日

 鳥取県は、新型コロナウイルス感染が13日に確認された県西部在住の10代会社員男性は、発熱して県の接触者等相談センターに相談した後、PCR検査による陽性確認まで11日間が経過していたことを明らかにした。その間に医療機関を3回受診していた。→クリックで詳細記事

 15日

吾妻山ロッジ 広島県庄原市北部の吾妻山(1239メートル)を望む休暇村吾妻山ロッジ(同市比和町)が、最後の営業を終えた。ロッジは1980年にオープン。休暇村協会(東京)が10月、新型コロナウイルスの影響による集客低迷などを理由に来年3月末の営業終了を発表。冬季休館前の15日、実質的に閉館した。→クリックで詳細記事

 16日

 新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが減少した飲食業界を支援する「Go To イート」のうち、予約サイトを通じた利用でポイントが付与される事業について、食べログなどの主要なサイトが16日までに順次、予約の受け付けを終了したことが分かった。

広島電鉄 広島電鉄(広島市中区)は、市内線と宮島線の全8路線の電車のダイヤを改正し、最終便の発車時刻を25〜32分早めた。新型コロナウイルスの感染拡大で夜間の乗客が減っており、見直した。→クリックで記事詳細

感染女性 <縮む街 終電前倒し 利用戻らず便数も削減>

 大竹市の会社員女性(54)は在宅勤務を始めて、半年余りになる。広島市中区のオフィスに顔を出すのは、勤務日の3割ほど。JRと路面電車の定期券も買わなくなった。仕事帰りに同僚と食事をしたり、休日に買い物に出掛けたりすることもめっきり減った。「しばらくはこんな勤務が続きそう」。新型コロナウイルス禍に広がった新しい生活スタイルが、公共交通機関に苦境をもたらしている。(12月14日掲載)→クリックで詳細記事

 17日

 観光庁は、観光支援事業「Go To トラベル」の割引を利用する団体ツアーについて、飲食店や宿泊施設での食事は子どもを除く原則4人以下の単位とし、バス車内の食事は禁止すると発表した。個人旅行を含め、地域共通クーポンを使う飲食も原則4人以下に制限。新型コロナウイルス感染が広がる中、対策を強化する。

医師会病院 山口県は、20〜70代の男女12人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち4人は岩国市の市医療センター医師会病院の医師を含む医療従事者。→クリックで詳細記事

 中国地方知事会は、倉敷市で知事会議を開いた。新型コロナウイルスの感染状況が、ステージ3(感染者急増)に移行する懸念がある場合、「Go Toキャンペーン」への制限を遅滞なく検討することなどを記した行動宣言を発表した。→クリックで詳細記事

 18日

 政府観光局が発表した推計によると、10月の訪日客は前年同月比98・9%減の2万7400人だった。ビジネス客らの入国制限緩和により、人数は7カ月ぶりに2万人を超えた。一方、観光庁が発表した速報値では、7〜9月の日本人による国内旅行消費額は2兆9241億円。観光支援事業「Go To トラベル」の効果で4〜6月の3倍に増えたが、前年同期比は56・3%減だった。

レストラン
<地場ホテルの「イート」好調 飲食支援キャンペーン追い風、集客に手応え・感染対策も>

 新型コロナウイルスの影響を受けた飲食業界を支援する「Go To イート」キャンペーンを追い風に、地場のホテルのレストランが人気を集めている。プレミアム付き食事券が10月から使えるようになり、来店客が増加。感染防止のためビュッフェ形式から業態を改めたり、特別メニューを用意したりする動きもある。(11月18日掲載)→クリックで詳細記事

 日本医師会(日医)の中川俊男会長は記者会見で、新型コロナウイルス感染者数の急増を受け、感染拡大地域との往来を自粛するよう国民に要請した。今週末を「秋の我慢の3連休としてほしい。コロナを甘くみないでください」と述べ、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。

 広島市内で、1日の感染発表が8月1日の16人以来約3カ月半ぶりに10人を超えた。→クリックで詳細記事

 山口県は、岩国市の市医療センター医師会病院に勤務する30〜60代の男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同病院での感染確認は前日の4人を含めて10人に上り、県はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。→クリックで詳細記事

 19日

 国内の新型コロナウイルス感染者は、新たに2385人が確認され、2日連続で過去最多を更新。東京都では初の500人台となる534人が確認され、警戒度を最高レベルへ約2カ月ぶりに引き上げた。

 山口県は、岩国市麻里布地域の繁華街にある接待を伴う飲食店で新たなクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。先に同市で発生した別のクラスターも同地域の店舗だったことも公表。これを受け、村岡嗣政知事は記者会見で、二つの店舗がある麻里布3丁目と6丁目の接待を伴う飲食店約300店約1200人の従業員を対象に任意のPCR検査を実施することを明らかにした。期間は21日までの3日間。→クリックで詳細記事

山口知事 山口県の村岡嗣政知事は緊急記者会見で「県内も全国的な感染拡大の第3波にさらされている」との見解を示し、県民に感染対策の再徹底を呼び掛けた。→クリックで詳細記事

 島根県美郷町は、新型コロナウイルスの感染者や医療関係者への差別や偏見を防ぐ条例を制定した。町議会臨時会で条例案が可決された。同様の条例制定は県内で初めて→クリックで詳細記事

 20日

 山口県は、20〜70代の男女23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染発表は2日続けて過去最多を更新した。→クリックで詳細記事

 山口県岩国市内で新型コロナウイルスの感染が急速に広がっていることを受け、米軍岩国基地は軍人や軍属、その家族に、20日から30日まで、子どもたちを基地外の学校に登校させないよう通知した。→クリックで詳細記事

 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた飲食業界の支援策「Go To イート」プレミアム付き食事券の販売、利用が、国内最大の消費地、東京で始まった。一方、東京都医師会の尾崎治夫会長は緊急記者会見を開き、人の移動が新型コロナウイルスの感染拡大を招いている可能性が高いとして、「Go To キャンペーン」について「一度、中断を決断していただけないか」と訴えた。

 21日

3連休 菅首相は、新型コロナ感染症対策本部を官邸で開催し、観光支援事業「GoToトラベル」の運用見直しを表明した。感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止する措置を導入。飲食業界の支援策「GoToイート」を巡り、食事券の新規発行停止などの検討を都道府県知事に要請するとした。国内で21日に確認された新規感染者は4日連続で2千人を超えた。経済再生を優先してきた首相は方針転換を迫られた格好だ。紅葉シーズンでにぎわう広島県内の観光地では、政府の後手の対応に「もっと早く対応すべきだったのでは」と困惑の声が上がった。旅館関係者には、年末年始の旅行客の減少の懸念も広がりつつある。→クリックで詳細記事

ドリミネーション 輝くハートが夢の世界にいざなう。冬の夜を約140万個の電球で彩る「ひろしまドリミネーション2020」が、広島市中区の平和大通りなどで始まった。コロナ禍で沈む街を穏やかに照らし出す。感染リスクを考慮し、ミニコンサートやオープンカフェは取りやめ、年末年始の帰省客による混雑を防ぐため、会期も昨季より13日短縮し12月27日まで。→クリックで詳細記事

 23日

 厚生労働省が公表した国内の新型コロナウイルスの重症者が331人となり、過去最多を更新した。

 24日 「Go To」札幌、大阪除外へ

 新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家組織は、地域によっては既に急速に感染が拡大しており、今のままでは医療提供体制に重大な影響を生じると指摘した分析結果をまとめた。医療体制が厳しい地域として北海道と関東圏、中部圏、関西圏を挙げた。

 政府は、観光支援事業「Go To トラベル」の対象から札幌、大阪2市一時除外すると正式決定した。新規予約は24日から12月15日まで3週間停止。予約済み旅行は12月1日現地着分まで割引を有効とし、それ以降は無効になる。

 11月に入り、2例の「飲食クラスター(感染者集団)」を認めた岡山市の大森雅夫市長は記者会見で「感染防止のギアを上げる」と述べ、会食の機会が増える年末年始に向け対策を強める考えを示した。「3密」を避けるため仕事納め・始め式を中止し、職員の休みの分散取得を促すことも表明した。→クリックで詳細記事

 25日

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、地域の感染状況が、分科会の基準で上から2番目のステージ3(感染急増)相当の対策が必要な地域への往来を今後3週間、なるべく控えるように求める政府への提言をまとめた。酒類を提供する飲食店の営業時間短縮も早急に検討するべきだとしている。「Go To トラベル」事業で感染が拡大している地域からの出発分も一時停止するよう検討することも求めた。

 全国的に新型コロナウイルスの「第3波」が押し寄せる中、中国地方で11月に公表された新型コロナウイルスの感染者数は25日、521人に達した。月別でみると、3月以降で500人を超えたのは初めて。第2波の影響で最多だった8月を100人上回る。重症化しやすい60代以上は8月より増え、2割超に死者数は最多の8人となった。→クリックで詳細記事

 島根県の丸山達也知事は、県旅館ホテル生活衛生同業組合の皆美佳邦理事長、県飲食業生活衛生同業組合の後藤勇理事長と県庁で面会。国の「Go To トラベル」「Go To イート」について「県内でも感染が大幅に拡大すれば対象から除外する措置が必要となりかねない」として、対策の徹底を求める文書を手渡した。→クリックで詳細記事

 26日

 新型コロナウイルスの感染者急増を受け、飲食店への時短営業や休業の要請が4都道府県に拡大した。

 27日

 菅義偉首相は、新型コロナウイルス感染症対策本部で、観光支援事業「Go To トラベル」札幌市、大阪市を出発する旅行の「利用を控えるよう直ちに呼び掛ける」と述べた。両市を目的地とする旅行は割引対象から既に除外している。

 農林水産省は、飲食業界の支援策「Go To イート」プレミアム付き食事券について、北海道や東京、静岡など10都道府県が販売停止を決めたと発表した。このうち4都道府県は住民に、食事券の利用も控えるよう呼び掛ける。

 28日

 国内で、新たに2684人の新型コロナウイルス感染者が確認され、過去最多を更新した。厚生労働省が発表した全国の重症者も、これまでで最も多い440人となった。重症者は自治体から報告された前日までのデータをまとめており、ほぼ半月で倍増した。

 30日

 菅義偉首相は参院本会議で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の抜本的な見直しに否定的な見解を重ねて示した。事業が新型コロナウイルス感染拡大の主要因とする「証拠はない」とした専門家見解を持ち出し、東京発着を含めた早急な再検討を迫る野党に反論した。

 観光庁が公表した10月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内の旅館、ホテルに泊まった日本人は前年同月比17・2%減の延べ3296万人だった。3千万人を超えたのは8カ月ぶり。観光支援事業「Go To トラベル」の対象に10月から東京都が加わるなどし、全国で旅行者が増えたとみられる。

 広島県は、県内の新型コロナウイルスの感染状況を、政府の分科会が示す4段階の基準で下から2番目の「ステージ2」へ引き上げた。新たな感染者や入院ベッド(病床)使用率の増加、福山市でのクラスター(感染者集団)発生を受け、専門家の意見を基に判断した。→クリックで詳細記事

 山口市緑町の済生会山口総合病院で入院患者3人の新型コロナウイルス感染が相次ぎ確認されたのを受け、城甲啓治院長は緊急記者会見を開いて陳謝した。感染経路が特定できておらず、当面は全ての入院患者を受け入れ時にウイルス検査し、陽性の場合は原則他院へ転送する措置を始めた。→クリックで詳細記事

 11月末感染者数累計 広島849人 山口384人 岡山598人 島根147人 鳥取58人

 12月


 1日 流行語年間対象は「3密」

 菅義偉首相と東京都の小池百合子知事は、首相官邸で会談し、都内の新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の東京発着の旅行について、65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を対象に利用自粛を呼び掛けることで合意した。期間は12月17日まで。

忘年会
<師走の歓楽街「もう限界」 コロナ第3波で集客苦戦、企業などの大口予約なく>

 新型コロナウイルス感染拡大の「第3波」が広がる中で迎えた忘年会シーズン。飲食業界にとって一年を締めくくる重要な書き入れ時だ。しかし、大規模な忘年会の開催を見合わせる企業が相次ぎ、広島県内の各店舗では例年のように予約が埋まらない。「もう我慢の限界」。師走の歓楽街から悲鳴が上がっている。(12月1日掲載)→クリックで詳細記事

 今年最も世間にインパクトを与えた言葉は「3密」―。「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンが1日発表され、年間大賞には新型コロナウイルス感染症対策として避けるべき行動(密閉、密集、密接)を表した言葉が輝いた。他もコロナ関連が目立ち、布マスク「アベノマスク」、オンライン化が進んだ現象が「オンライン〇〇」の表現で入賞した。政府の「Go To キャンペーン」、疫病を治めるとされる妖怪「アマビエ」も選ばれた。

 2日

 広島県で、新たに24人の新型コロナウイルスの感染が確認された。広島市の14人と福山市の5人、東広島市の4人、三原市の1人。入院や療養をしている感染者は137人で、4月22日時点の128人を上回り、最多となった。→クリックで詳細記事

 鳥取大(鳥取市)は、医学部(米子市)の学生2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。→クリックで詳細記事

 3日

 中国地方で新型コロナウイルス感染の「第3波」が本格化。広島県では、広島市の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生するなどして、1日当たりの感染者発表数は46人と過去最多を更新。中国地方5県の感染公表数も計65人に上り、この秋以降の最多となった。→クリックで詳細記事

 4日 広島県、警戒強化を宣言

広島知事 広島県は、新型コロナウイルスの警戒強化を宣言した。県独自に定めた警戒基準値のうち、新規感染者数など2項目で上回り、入院ベッド(病床)と療養施設の使用率も高まっているという。感染者が増え続ければ行動制限が必要になるとみて、県民や事業者に感染防止策の徹底を要請。→クリックで詳細記事

 5日 広島県の感染者累計が千人突破

 国内では、新型コロナウイルス感染症の重症者が前日から15人増えて520人となり、過去最多を更新した。新規感染者は2508人だった。

 広島県で内の再陽性を除く感染確認が累計で1018人となった。3月7日に県内初の感染例が発表されて以降、約9カ月で千人を上回った。→クリックで詳細記事

 6日

 中国地方知事会は、新型コロナウイルスの感染の広がりを受け、感染予防対策の徹底などを5県の県民に求める緊急メッセージを出した。年末年始を穏やかに過ごすためには今が重要な時期だとして、一人一人に協力を促した。→クリックで詳細記事

 島根県は、新たに出雲市で同居する30代の男女2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は島家県立中央病院(出雲市)の病棟看護師。ともに、この日午前に感染者として発表した同市の60代女性の親戚で、会食していたという。県と同病院は、親戚周りで感染が広がっていることから、病院が感染源ではないとみている。→クリックで詳細記事

 7日

 島根県立中央病院(出雲市)の一般入院病棟の看護師と患者の新型コロナウイルス感染を受けて、丸山達也知事と小阪真二院長が、県庁で記者会見した。院内感染の可能性について「現時点で分からない」とした上で、全入院患者や11月下旬まで関係病棟にいた患者計約600人と、病棟に出入りしていた職員計約100人のPCR検査をすると明らかにした。→クリックで詳細記事

 8日 英国でワクチン接種開始

 英国で、米製薬大手ファイザードイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナ感染症のワクチン接種が始まった。同ワクチンの実用化は日米欧で初めて

 政府は、新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加経済対策を閣議決定した。国の予算は約30兆6千億円、民間投資を増やす効果を含めた事業規模は約73兆6千億円で、感染対策に加えて消費下支えへ観光支援事業「Go To トラベル」を延長する。

 鳥取赤十字病院(鳥取市)は、事務部の30代男性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。→クリックで詳細記事

 9日

 広島県は、広島市中区の原爆養護ホーム「舟入むつみ園」の入所者2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。→クリックで詳細記事

 10日

 島根県と島根大医学部(出雲市)は、同大医学部生7人の感染を確認したと発表した。7人は同じサークルに所属しており、県はサークル内でクラスター(感染者集団)が発生したとみている。→クリックで詳細記事

 11日

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は、感染者が急増するステージ3相当地域をさらに3段階に分け、拡大が継続する地域内では外出自粛「Go To トラベル」の一時停止を求める提言をまとめた。尾身茂会長は分科会後の記者会見で、ステージの判断や一部の対策で「国と自治体で一体感がない」とし「知事はリーダーシップを発揮して先手を打ち、国は後押しをしてほしい」と指摘した。一方、菅義偉首相はインターネット番組で、全国的には年末年始を含む期間のGoToトラベルの一時停止を否定し「まだそこは考えていない」と述べた。

 広島県福山市は、同市新市町の寺岡記念病院で、新型コロナウイルス感染症の院内感染でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。60〜100歳代の入院患者11人、30〜40代の職員4人の計15人。病院内でのクラスターは、福山市内では初めて→クリックで詳細記事

 新型コロナウイルスで打撃を受けた飲食業界の支援策「Go To イート」事業で、広島県は、新規のプレミアム付食事券の販売を一時停止すると発表した。→クリックで詳細記事

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受けた広島市の対策本部員会議は、原爆資料館(中区)など不特定多数が訪れる45施設を12日以降、順次休館すると決めた。→クリックで詳細記事

 広島市中心部の冬の夜を約140万個の電飾で彩るイベント「ひろしまドリミネーション2020」について、市などでつくる実行委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてイベントを打ち切った。広島県と市が市民に外出を控えるよう呼び掛けたのを受けた措置。19回目の今冬は最短の21日間で終了した。→クリックで詳細記事

 12日 広島県の集中対策期間始まる

武漢 広島市での新型コロナウイルス感染者の急増を受け、広島県の集中対策期間が始まった.。市中心部では年の瀬の繁華街を多くの家族連れや若者たちが行き交った。外出機会を減らすなどの求めを知らない人も。一方、この日から臨時休館となった広島城(中区)などの人影はまばらだった。→クリックで詳細記事

 広島県内の新型コロナウイルスの新規感染者は、6市4町で104人が確認され、2日連続で100人を超えた。広島市はこれまでで最多の78人に上り、人口10万人当たりの1日の新規感染者数としては東京都の約1・5倍に達する。→クリックで詳細記事

 13日

幸先(さいさき)詣 新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、人出の集中する正月三が日を避けて年内に参拝する「幸先(さいさき)詣」が、広島市内の神社で始まった。参拝者たちが一足早く、行く年を振り返り、新年の家内安全や無病息災を願った。→クリックで詳細記事

 広島市南区の広島シーサイド病院介護医療院で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、入所者7人と職員4人の計11人の感染が確認されたことが分かった。市内でのクラスターの発生は3月以降18件目。今回の発生を含む11件が12月に入ってからという。→クリックで詳細記事

 14日 「Go To」全国で一時停止へ

 菅義偉首相は、新型コロナウイルス感染症対策本部を官邸で開き、観光支援事業「Go To トラベル」12月28日から来年1月11日まで全国で一時停止すると表明した。1月12日以降の扱いは改めて判断する。感染拡大に歯止めがかからない状況を踏まえ、一部地域の利用制限から全国的な運用見直しに方針転換した。飲食店などの営業時間短縮も延長する意向を示した。年末年始をにらみ協力金の単価を倍増し、最大で1カ月当たり120万円とする。国内では、新たに1683人の新型コロナウイルスの感染者が確認された。厚生労働省によると、重症者は588人で前日より5人増加し、最多を更新した。

<Go To停止「遅すぎ」 政府の対応、批判が大半>

 「中止は当たり前」「判断が遅すぎる」―。菅義偉首相が14日夜、表明した観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止。表明後、編集局が無料通信アプリLINE(ライン)を通じて意見を募ると、約2時間で約350件が寄せられた。政府の決定の遅れを批判する声が大半を占めた。(12月15日掲載)→クリックで詳細記事

 広島県は、新型コロナウイルスの軽症か無症状の感染者について、入院か宿泊施設での療養かを判断する診察が広島市内で追いついていないと明らかにした。13日時点で少なくとも市内の300人超が診察待ちとなっており、感染者が想定を超えて急増し続けているのが原因としている。→クリックで詳細記事

 広島県は、広島市南区の市総合福祉センターで5、6日に開いたイベント「ヒューマンフェスタ2020ひろしま」で、計8人の新型コロナウイルス感染を確認したと明らかにした。→クリックで詳細記事

 米国の一部の州で、米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まった。1600万人以上が感染、29万人以上が死亡した世界最多の感染国で初のワクチン実用化

 15日 国内で初めて死者50人超える

 国内で新たに新型コロナウイルスの感染者53人の死亡が確認された。50人を超えるのは初めてで、1日当たりの過去最多を更新した。

 島根県の丸山達也知事は、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、年末年始に向けて県内への帰省の自粛要請を検討する考えを示した。国の観光支援事業「Go To トラベル」を一斉停止する方針を表明した政府に対し「感染拡大地域を早く発着の対象から除外していれば、回避できたのではないか。大変残念な結果だ」と批判した。→クリックで詳細記事

キャンセルの波
<GoTo、キャンセルの波 中国地方の観光地や旅行業者>

 政府が観光支援事業「Go To トラベル」の年末年始の停止を決めたことを受け、中国地方の観光地や旅行業者にキャンセルの波が広がっている。新型コロナウイルス「第3波」で旅の自粛ムードが広がりつつあったところ、今回の措置で一気に流れが加速した。本来、稼ぎ時の年末年始の需要はしぼみ、宿泊業者からは「壊滅的」との悲嘆の声も漏れる。後手に回った政府の対応に批判の声もある。(12月15日掲載)→クリックで詳細記事

 政府が年末年始に観光支援事業「Go To トラベル」を全国で一時停止することを受け、鳥取県は15日、県民の県内宿泊・観光施設の利用料金を割り引く独自事業「We Love(ウィーラブ)鳥取キャンペーン」を強化する方針を決めた。県外客のキャンセルが出始めている地元の宿泊・観光業界を支える。→クリックで詳細記事

 16日 広島市「Go To」一時停止

 日本医師会(日医)の中川俊男会長は記者会見で「新型コロナウイルスに年末年始はない。今年は静かなクリスマスをお願いしたい」とし、年末年始もマスクをする、密を避けるなど、引き続き基本的な感染対策を徹底して過ごしてほしいと呼び掛けた。

 新型コロナウイルス対策の観光支援事業「Go To トラベル」で、広島県は、広島市を目的地とする旅行への割引適用が16日から一時停止になったと発表した。広島市民が他地域へ旅行するケースは割引を停止しないが、利用自粛を呼び掛け。→クリックで詳細記事

 広島県福山市は、新型コロナウイルスに感染し、入院していた市内の患者1人が15日に死亡したと発表した。福山市内で新型コロナの死者は初めて→クリックで詳細記事

 17日 広島市中心部で営業時間短縮

広島市民病院 広島市は、新型コロナウイルスの感染者が出た広島市民病院(中区)で、10人のクラスター(感染者集団)を確認したと発表した。→クリックで詳細記事

 広島県で、新たに138人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日の公表数としては11日の112人を上回る過去最多となり、3月7日の初感染発表から累計2千人を超えた。→クリックで詳細記事

 新型コロナウイルス感染者の急増を防ぐため、広島県が広島市中心部の酒を出す飲食店に要請した営業時間の短縮期間が始まった。広島県の要請通り、営業時間短縮などを受け入れる店がある一方、「師走の書き入れ時に応じられない」という店も。→クリックで詳細記事

 フランスのマクロン大統領(42)は、新型コロナウイルス感染が確認され、直ちに7日間の隔離に入った。大統領府が発表した。

 18日

 米製薬大手ファイザーは、開発した新型コロナウイルス感染症のワクチンを厚生労働省に承認申請した。国内での実用化に向けた承認申請は初

 広島市は、人口10万人当たりの新型コロナウイルスの新規感染者数が、全国20の政令指定都市で最多となったとする集計結果を明らかにした。1週間(9〜15日)に公表した感染者数に基づく集計で38・93人となり、大阪市(33・61人)や東京都(26・22人)などを超えた。→クリックで詳細記事

医療 広島県医師会と広島市医師会は、中区の県庁での会見で医療現場の窮状を訴えた。市医師会の佐々木博会長は、広島市の状況について「大規模災害に匹敵する緊急事態。病院が次々に診療を縮小し、手術を中止せざるを得ない状況にあり、医療は崩壊し始めている」と説明。「春に緊急事態宣言が出された時より厳しい行動制限が必要」と求めた。→クリックで詳細記事

 航空各社は、年末年始期間(25日〜来年1月3日)の予約状況を発表した。国内線でこれまでに予約があったのは前年同期比45%減の174万7千人、国際線は95%減の3万2千人。

 19日
 
  国内の新型コロナウイルス感染者は、政府が重点的対策を呼び掛けた「勝負の3週間」が過ぎた後も増加傾向が止まらない地域があり、累計の感染者は20万人に迫った。直近の1週間(12〜18日)の新規感染者は、1日当たりの平均が2653人となり「第3波」の流行が本格化した11月前半(11月7〜13日)に比べ2倍に増えた。死者は平均41人で同期間の4倍

週末 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない広島市は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」が一時停止されて初の週末を迎え、市中心部の人出はめっきりと減った。新規感染者数はこの1週間で3回、最多を更新。繁華街では営業時間の短縮や臨時休業を知らせる貼り紙が目立ち、外食を避けて短時間で引き上げる人の姿もあった。→クリックで詳細記事

 ジョンソン英首相は、感染力が高い新型コロナウイルスの変異型が広がっているとして、20日から首都ロンドンや英南東部に外出制限を導入すると発表した。

 20日

 新型コロナウイルスに感染した広島市の60代男性が、入院の待機中に自宅で亡くなっていたことが分かった。広島市と広島県などによると、男性は複数の基礎疾患があり、家族は早期の入院を希望していた。感染者の自宅待機中の死亡は県内では初めて→クリックで詳細記事

 岡山県内で111人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。岡山県内の1日の感染者発表数が100人を上回ったのは初めて。19日の60人に続き、2日連続で過去最多を更新した。県内の感染確認は1081人となった。→クリックで詳細記事

 21日 国内の感染者累計20万人超える

 国内の新型コロナウイルス感染者が累計で20万人を超えた。1月16日に初の感染者が公表され、10万人になるまでの期間は約9カ月半だったが、その後2カ月足らずで2倍に膨れ上がった。11月から本格化した「第3波」の流行は衰えず、感染が都市部から全国に拡大。

 西村康稔経済再生担当相は記者会見で、観光支援事業「Go To トラベル」の全国での一時停止期間後の来年1月12日以降、新型コロナウイルスの感染急増で病床が逼迫するステージ3相当まで達していない地域では、順次再開を検討する意向を示した。

 広島市民病院(中区)は、職員や入院患者の新型コロナウイルス感染が確認されて以降、受け入れを中止している救急搬送について、23日午前8時30分から再開すると発表。新規の感染者は20日以降判明しておらず、濃厚接触者全員の陰性を確認。新たなクラスター(感染者集団)の危険性はないと判断した。同様に中止していた手術は21日、緊急性の高い患者から再開した。→クリックで記事詳細

医療 新型コロナウイルスの感染者の急増で医療体制が逼迫(ひっぱく)している現状を受け、岡山県の伊原木隆太知事は21日、県民に行動自粛を迫る医療非常事態宣言を初めて出した。→クリックで詳細記事

 22日 国内の死者3千人超える

 国内で22日、新型コロナウイルス感染症による累計死者数が3千人を超え、3026人となった。12月の死者数は既に11月の2倍以上

ポスター <首都圏主要駅に「ばかたれーっ!!」ポスター 広島県観光連盟が企画 「出身じゃないけど泣ける」と話題に>

 「ばかたれーっ!!」と人目を引く大きさで書かれたポスター広告が首都圏の主要駅に登場した。企画したのは広島県観光連盟。新型コロナウイルスの影響で旅行や帰省の自粛が叫ばれる中、帰りたくても帰れない県出身者のやり場のない思いをくみ取っている。(12月22日掲載)→クリックで詳細記事

 23日 英国からの入国を一時停止へ

 ハンコック英保健相は、国内で急速に広がる新型コロナウイルス変異型よりも「さらに変異が進み、感染力が強い」別の変異型の感染例が2件確認されたと発表した。いずれも過去数週間に南アフリカから来た人と接触があったケースとしている。

 加藤勝信官房長官は記者会見で、英国での新型コロナウイルス変異型の感染拡大を受け、英国からの外国人の入国24日から一時停止すると発表した。

 24日

営業 広島県の要請を受けて、広島市中心部で酒を出す飲食店の営業時間の短縮や休業が始まって1週間。酒卸や貸しおしぼりなど飲食店の営業を支えてきた業者への影響も深刻さを増している。休業が目立つ中四国地方最大の歓楽街、流川・薬研堀地区(広島市中区)の店と取引する業者も多く、新たな販路を模索する動きも出ている。→クリックで詳細記事

 広島県は、広島市内で自宅待機している新型コロナウイルス感染者について、年内に病院か宿泊療養施設へ移れるとの見通しを明らかにした。中国地方5県の知事がインターネットを通じて開いた会議では、他の4県に対して、感染者の搬送に使う車両の貸し出しを要請した。→クリックで詳細記事

 新型コロナウイルスの感染急拡大で医療体制が逼迫(ひっぱく)している問題で岡山県は対策本部会議で、県内のコロナ病床を99床増やし、計401床体制にしたと発表した。カラオケ付き飲食店、介護施設で高齢者のクラスター(感染者集団)が多発したのに伴い重症者が8人に急増した現状も確認。伊原木隆太知事は「高齢者は当初は軽症、無症状でも重症化するリスクが高い」として重ねて医療緊急事態宣言を守るよう県民に呼び掛けた。→クリックで詳細記事

 25日 国内で初、変異型を確認

 厚生労働省は、英国から到着した10歳未満から60代の男女5人で、新型コロナウイルスの変異型への感染が確認されたと発表した。うち4人は無症状。国内での変異型確認は初めて

 赤羽一嘉国土交通相は記者会見で、観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止に伴う事業者へのキャンセル補償について、解約を直接受けた旅行会社に限らず、パックツアーに組み込まれた交通機関、観光施設にも広げる方針を正式に発表した。

 広島県で、新たに141人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの感染者数は17日の137人を上回り、過去最多となった。広島市では東区の市立広島商業高でクラスター(感染者集団)が発生し、この日発表した7人を含む10代の生徒計9人の感染を確認した。全員が同じクラスという。広島市内のクラスターは26件目学校では初めて→クリックで詳細記事

 広島県は、来年1月3日までとしてきた新型コロナウイルスの集中対策期間を、2週間先の同17日まで延ばした。これまで広島市民に限っていた外出機会の削減などの要請を、廿日市市と府中、海田、坂の県内3町の住民に拡大。

 広島市中区の歓楽街、流川・薬研堀地区を抱える広島中央署管内で今年、スタンドやスナックなど「深夜酒類提供飲食店」が出した廃業届が11月末で既に昨年の約4・6倍の231店に上っていることが分かった。新型コロナウイルスの影響で歓楽街の苦境が続く中、営業を届け出ている店の約1割に当たる。廃業を届けていない店もあるとみられ、広島県警は数字以上に実態は深刻とみている。→クリックで詳細記事

 島根県の丸山達也知事は、新型コロナウイルスの感染者が急増する広島県から軽症者の入院を受け入れる方針を明らかにした。島根県内の医療機関に4床を確保し、逼迫(ひっぱく)する隣県の医療体制を支援する。→クリックで詳細記事

 鳥取県の平井伸治知事は記者団に対し「当初は東京や大阪と関連する感染が多かったが、第3波では山陽地方との関わりが目立つ」と指摘。広島市や岡山市を含む感染拡大地域と鳥取県を行き来する帰省や旅行について、慎重に検討するよう呼び掛けた。→クリックで詳細記事

 中国電力エネルギア総合研究所(東広島市)は、中国地方の2020年度の実質経済成長率をマイナス6・1%とする予測を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で、国内外の需要が落ちたため。リーマン・ショックのあった08年度実績のマイナス5・9%より減り幅が大きく、現行基準となった06年度以降で最大の下落率となる。→クリックで詳細記事

 26日 新規入国、一時停止へ

 厚生労働省は、英国に渡航歴のある東京都在住の30代男性と渡航歴のない20代女性が、新型コロナウイルスの変異型に感染していたことが分かったと発表した。2人は家族で、男性は航空機のパイロットのため空港検疫の対象外だった。厚労省は女性は国内で男性からうつったとの見方を示した。国内で変異型の人から人への感染が明らかになるのは初めて。国内の変異型確認は計7人となった。政府は、各国で広がっている変異型の国内侵入を防ぐため、全ての国・地域からの外国人の新規入国12月28日から来年1月末までの間、一時停止すると発表した。

 カナダ東部オンタリオ州の保健当局は、英国を中心に拡大している新型コロナウイルスの変異型への感染例を2件確認したと発表した。北米で確認されたのは初めて

 27日 広島県の感染者累計3千人突破

 旧民主党政権で国土交通相を務めた立憲民主党の羽田雄一郎参院議員(53)が死去した。立憲民主党の福山哲郎幹事長は翌28日、羽田氏について「直接の死因は新型コロナウイルス感染症」と記者団に発表。死亡後に確認された。現職国会議員がコロナ感染により死亡したのは初めて

 広島県内の感染確認は3004人となり、3月7日の初感染発表から累計3千人を超えた。27日までの10日間で約1千人増えており、感染拡大に歯止めがかかっていない。県内の死者は23人となった。

鳥取知事
<「疑わしきは検査」早期発見 コロナ感染最少の鳥取・平井知事に聞く>

 新型コロナウイルスの感染が全国で急激に拡大する中、鳥取県は感染確認数を全国最少、人口比でも最少クラスに抑え、死者も島根県と並びゼロを続ける。早期検査などの取り組みについて、全国知事会の緊急対策本部長代行や政府分科会メンバーも務める平井伸治知事に聞いた。(12月27日掲載)→クリックで詳細記事

 欧州連合(EU)主要国のフランス、ドイツ、イタリアで、米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が本格的に始まった。

 28日 「Go To」全国で一斉停止

 新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからないことを踏まえ、政府の観光支援事業「Go To トラベル」が全国で一斉に停止された。期間は来年1月11日までの15日間。

 厚生労働省は、南アフリカの滞在歴がある30代女性が、新型コロナウイルスの変異型に感染していたと発表した。南アで報告された変異型が国内で確認されたのは初めて

 政府は、全ての国・地域からの外国人に関し、条件付きで認めてきた新規入国を来年1月末まで一時停止した。新型コロナウイルスの変異型の国内侵入を防ぐ狙い。経済への影響を最小限にとどめるため、中国や韓国など11の国・地域との間で合意している2国間のビジネス関係者らの往来は、引き続き認める。

 経団連など経済3団体は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、来年1月5日に東京都内で開催を予定していた新年祝賀会を中止する方針を固めた。新年祝賀会の中止は初めて。

 広島県医師会など医療関係4団体の会長が、県庁で共同の記者会見を開き、「医療体制堅持宣言」を出した。医療崩壊を防ぐため、感染拡大地域と行き来する帰省自粛や、マスク着用などの対策に協力するよう、県民へ訴えた。→クリックで記事詳細

 29日 広島県、営業時間短縮延長

営業時間短縮延長 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、広島県が広島市中心部の酒を出す飲食店に要請している営業時間の短縮で、県は、来年1月3日までとしていた期間を同17日まで延ばした。高止まりしている県内の新規感染者数がさらに増えるか、減少に転じるかの岐路にあるとみて、対象のエリアと時間を維持した上での2週間の延長が必要と判断した。延長期間を通じて要請に応じた飲食店には協力金を払う。→クリックで記事詳細

帰省 年末年始を古里で過ごす人たちの帰省は、新型コロナウイルス感染予防のため移動を自粛する動きが広がっている。29日、例年であれば仕事納め翌日から帰省ラッシュを迎えるJR広島駅(広島市南区)でも、帰省客の姿はまばら。新幹線自由席の乗車率は軒並み100%を下回った。→クリックで記事詳細

 31日 国内の新規感染初の4千人超え

 世界保健機関(WHO)は、米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの緊急使用を承認した。同ワクチンは既に米国や欧州などで接種が始まっているが、WHOとして新型コロナのワクチンを承認したのは初めて

 国内で報告された新型コロナウイルスの感染者が、1日当たり初めて4千人を突破。このうち東京都で新たに報告された新型コロナウイルスの感染者数が1300人超となった。12月26日の949人を上回り、過去最多を更新。初の4桁に達した。また厚生労働省は、海外から国内3空港に到着した男女6人が、英国で報告された変異型の新型コロナウイルスに感染しているのを確認したと発表した。

 12月末感染者数累計 広島3313人 山口585人 岡山1362人 島根207人 鳥取119人

【新型コロナウイルスNEWSファイル】
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<1>日本上陸(2020年1月・2月)
<2>緊急事態宣言(2020年3月・4月)
<3>沈静化そして再び…(2020年5月・6月)
<4>「第2波」襲来(2020年7月・8月)
<5>期待と不安の中で(2020年9月・10月)
<6>「第3波」医療崩壊の危機(2020年11月・12月)
<7>11都府県に緊急事態宣言再発令(2021年1月・2月※随時更新)

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