地域ニュース
被爆の証人、守る責任 原爆ドームの世界遺産登録25年
2020/12/31 20:53
広島の二つの世界文化遺産が節目の年を迎えた。原爆ドーム(広島市中区)と厳島神社(廿日市市宮島町)はことし、登録から25年。その歴史と平和の重みを子どもや孫の世代に引き継ぐため、ともに、修復工事が進む。老朽化や自然の脅威、記憶の風化にどう立ち向かい、世界へ向けた発信力を高めていくのか。私たちに課題が突きつけられている。
(ここまで 160文字/記事全文 1724文字)

この記事の写真
あなたにおすすめの記事
同じ日のニュースの記事
-
-
被爆の証人、守る責任 原爆ドームの世界遺産登録25年
広島の二つの世界文化遺産が節目の年を迎えた。原爆ドーム(広島市中区)と厳島神社(廿日市市宮島町)はことし、登録から25年。その歴史と平和の重みを子どもや孫の世代に引き継ぐため、ともに、修復工事が進む...
-
刻む営み、次世代へ 中国地方の世界遺産
私たち人類の歩みを刻み、未来への指針となる世界文化遺産。中国地方関連は、歴史的な海上社殿の「厳島神社(廿日市市)」と、被爆建物の「原爆ドーム(広島市中区)」、世界に流通した銀の産出拠点だった「石見銀...
-
「密」避け平穏な一年に 中国地方で初詣
中国地方の寺や神社では大みそかの31日から、参拝者が訪れた。新型コロナウイルス感染拡大が続く中、人影はまばらで寂しい初詣の風景となった。 広島市中区の広島護国神社では感染防止対策のため、入り口を東側...
-
野生の輝き、もっと 広島市安佐動物公園、進化続け50年
広島市北部の山麓に広がる市安佐動物公園(安佐北区)は2021年、開園から50年を迎える。多様な動物と触れ合える憩いの場としてこれまで約2400万人をいざなった。同園はさらなる魅力アップに向け、開園以...