茨城海難事故で2船長釈放 広島の貨物船と茨城の遊漁船 任意捜査は継続
2020/12/1 17:43
茨城県の鹿島港の港口付近で貨物船と遊漁船が衝突、1人が死亡した事故で、鹿島海上保安署は1日、業務上過失致死傷などの容疑で逮捕していた広島市の貨物船「はやと」の船長(56)と、鹿嶋市の遊漁船「第5不動丸」の船長(49)を釈放した。
海保によると、2人が容疑を認め、証拠保全ができたことなどから、身柄拘束の必要性が低いと判断した。任意での捜査を続ける。
事故は11月28日午前5時25分ごろ発生。第5不動丸が転覆し、乗客乗員12人が投げ出された。海保は、双方が衝突を回避するための十分な行動をとらず、乗客の男性(46)を死亡させ、ほか4人にけがをさせたとして、業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の疑いで両船長を同29日に逮捕していた。
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