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【バスケットボール】低迷打開へ、まず戦力補強 ドラフラ14連敗で最下位、浦社長兼GMに聞く
▽リバウンドに弱み、痛いミスも
バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)広島は連敗が14まで伸び、4勝23敗で西地区最下位と苦しい戦いが続いている。浦伸嘉社長兼ゼネラルマネジャー(GM)に低迷の理由や巻き返し策などについて聞いた。(聞き手は矢野匡洋)
―負けが続く要因はどこにあると見ていますか。
リバウンドを取れないこと、(ミスでボールを失う)ターンオーバーが多いことだ。特にポイントガードのターンオーバーは想定以上に多い。
―堀田監督の手腕をどう評価しますか。
厳しい成績なのは間違いなく、いろんな可能性を考えている。ただ例えば相手にオフェンスリバウンドを約20本取られたり、ターンオーバーが30近くあったりする試合があり、監督の指示で改善できる範囲を超えている。戦術以前の段階でやられた試合も多い。監督の進退より、まずは戦力を補強する方が先だと考える。
―選手によって出場時間に極端な差があります。
連敗が伸び始めた昨年12月、出場時間を分け合って戦おうと堀田監督と話をした。そこから変わりつつある。今季、外国人選手が3人ベンチに入れるようになり、日本人ビッグマンの起用は限定的になる。ただ谷口と荒尾はタイプが違う。いかに使うかだと思う。
―チーム編成の段階で誤算はありましたか。
広島は歴史が浅く、昇格したばかり。クラブハウスがない、専用練習場もないという理由で移籍を断られたこともある。またB1昇格のため、B2時代に複数年契約を結んだ選手が多かった。B1に上げてくれた選手を多く入れ替えるのは違うという思いもあった。
―補強の話は具体的に進んでいるのでしょうか。
長身でシュートのうまいパワーフォワードの外国人選手に目星を付けている。ただ新型コロナウイルスの影響で入国できるか不透明だ。また育成も踏まえ、特別指定選手か練習生で大学生のポイントガードの獲得を目指している。
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