米軍岩国基地、10日間連続で感染確認 年末年始で57人、新型コロナ
2021/1/7 20:52
米軍岩国基地(岩国市)は7日、新たに基地関係者11人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。基地内の感染確認は計120人となった。年末の12月29日から10日間、連日で新たな感染が判明し、この期間だけで計57人と確認数はほぼ倍増した。基地は司令官名で感染防止のための行動規則を強化した。
同基地によると、29日以降の10日間は毎日1人〜13人の感染を確認した。7日に発表した11人のうち、10人は既に感染した人の周辺を検査して判明。濃厚接触の可能性が出て以降は外出制限期間に入っていたという。もう1人は外出制限下になかったが、行動歴や検査の経緯は明らかにしていない。
基地は陽性者の行動履歴を追跡し、濃厚接触者を隔離した上で検査を進めており、さらに陽性の事例が見つかる可能性があると説明している。
相次ぐ感染確認を受け、行動規則を一新した。25日まで公私を問わず人が集まるような機会や家族以外の人との外食、指定外区域への旅行などを禁じている。
山口県の村岡嗣政知事は4日の記者会見で、基地関係者の感染が連日確認されていることに「感染者の行動も情報共有され、しっかり対策も行われている」との認識を示した。(有岡英俊)
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