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広島県教委、県立2高の募集停止検討 安芸と呉昭和、生徒数減少で

2021/1/8 0:01

 安芸(広島市東区)と呉昭和(呉市)の広島県立2高校について、県教委が2022年春の入学者から募集を停止する方向で検討していることが7日、分かった。生徒数が減少しているとして、15日に県教育委員会議へ諮るとみられる。

 いずれも全日制。安芸は総合学科の1学年3学級があり、全校生徒数(昨年5月時点)は285人。呉昭和は普通科の1学年2学級で、196人(同)となっている。

 ▽県立高、都市部で定員割れ

 複数の関係者によると、県教委は生徒が急増した1970〜80年代に郊外の住宅地に新設され、生徒数が減っている2校の募集停止を検討している。県内の高校再編の一環という。

 県教委は14年、県立高の在り方に関する基本計画を決定。中山間地域以外にある高校は1学年4〜8学級を基本とし、生徒数減少に対応して統廃合を検討する方向性を示していた。

 県立高では近年、山あいや島だけではなく、都市部でも定員割れが生じている。全日制本校のうち定員を満たしていない割合は20年度、過去最大の7・9%だった。こうした状況から、県教委は募集停止を検討しているもようだ。

 県立高の募集を止めれば、10年度の白木(安佐北区)と大和(三原市)以来となる。県教委学校経営戦略推進課は「学校再編については検討中で、具体的には答えられない」としている。

 県内の中学3年生は20年度に2万4561人と、88年度の4万8780人から半減した。一方で県立高のうち全日制本校は20年度に79校と、88年度の90校と比べて11校減にとどまっている。(赤江裕紀)


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