克行被告から10万円受領、渡辺広島県議証言 買収意図は否定「寄付金と思った」
2021/1/8 15:48
2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公選法違反罪に問われた元法相の河井克行被告(57)=衆院広島3区=の第25回公判が8日、東京地裁であった。検察側の証人として証言した自民党の渡辺典子広島県議(36)=広島市安佐北区=が克行被告から現金を受け取ったと認める一方、買収の意図を否定した。
渡辺県議は、参院選前の19年5月29日に広島市内の駐車場に止めた車の中で克行被告から「大丈夫、いつものだから」と言われ、現金10万円を受け取ったと説明。現金の趣旨については「(克行被告が支部長を務める)自民党支部からの寄付金と思った。参院選の趣旨ではない」と強調した。
克行被告は19年3〜8月に投票の取りまとめを依頼する趣旨で地方議員や後援会員ら計100人に2901万円を配ったとして起訴され、公判では現金の趣旨が焦点となっている。現金を受け取った地方議員と首長24人がこれまでに検察側の証人として現金の趣旨を証言しているが、買収目的を明確に否定した証言は初めて。
広島県の新型コロナウイルスの集中対策が18日、2月7日までの再延長期間に入った。広島市全域の全飲食店への営業時間の短縮、県民への外出機会の半減を求めるより強い対策で、感染を抑え込むのを狙う。
西日本高速道路によると、中国自動車道庄原インターチェンジ(IC)―東城IC間の上下線が雪や事故のため午後8時半ごろから通行止めになっている。同社が除雪作業をしているが、通行止め解除の見通しは立ってい...
新型コロナウイルス対策で、広島県は広島市内4区の住民と働く人たち最大約80万人に無料のPCR検査を任意で受けてもらう姿勢を変えていない。18日からの集中対策の再延長と合わせて打ち出し、原則として症状...
山口県は18日、宇部市の扶老会病院で68人のクラスター(感染者集団)を確認したと発表した。県内でのクラスターは13件目で、感染の広がりは過去最大。村岡嗣政知事は緊急記者会見で「これまでとは比べものに...
広島県で18日、新たに28人の新型コロナウイルス感染が確認された。広島市16人、福山市7人、呉市2人など。また県と広島市は、医療機関に入院していた各1人、計2人が17日までに死亡したと発表した。県内...