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コロナ感染者急増、広島県内の病床ぎりぎり 受け入れ困難も

2021/1/8 22:37

新型コロナウイルスの感染患者を治療している県立広島病院の専用病棟=2020年12月、広島市南区(画像の一部を修整しています)

 広島県の新型コロナウイルス感染者の急増で、県内の感染者向けの病床が逼迫(ひっぱく)している。7日には過去最多の329人が入院し、421床の78・1%が埋まった。治療に多くの医療者を要する重症者も10人を上回る状態が続き、広島市内の病院では新たな受け入れができないケースも出ている。

 県の集計では、その時点に感染している人は、11月29日に100人を超し、約1カ月後の12月31日には1471人に膨らんだ。1月に入ってからも千人前後で推移。病床に余裕がなく、無症状の人や軽症者が、入院・療養先を決めるための診察をなかなか受けられない状況にも陥った。

 入院患者は昨年12月中旬から200人を上回っている。病床使用率は1月2日の80・8%まで高まり、396床に対して320人が入院していた。中でも重症者向けの病床は28床にとどまるため、医療者たちは重症者の増加を心配する。一時は20床が埋まった。広島市の病院に入院していた患者が重症化した際、福山市に搬送したケースもある。

 現場からは「使用率が7、8割というのは余裕のないぎりぎりの状態と知ってほしい」との声が漏れる。

 死者も連日、発表されている。昨年12月に県内で公表された死者は29人で、同月の交通事故による死者(8人)の3倍超となった。1月も8日までに新型コロナの感染者20人の死亡が分かり、11月までと比べると死亡率も急速に高まっている。

 ▽重症・死者減らず緊迫 県立広島病院「感染予防を」
(ここまで 622文字/記事全文 1615文字)

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