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コロナ収束願い大書 広島市中区で「新春ウルトラ書きぞめ」

2021/1/9 21:30
新型コロナウイルスの早期収束を願って「寿且昌」と大書する北谷さん(撮影・藤井康正)

新型コロナウイルスの早期収束を願って「寿且昌」と大書する北谷さん(撮影・藤井康正)

 日本一大きな熊野筆で大書する「新春ウルトラ書きぞめ」が9日、広島市中区の基町クレドふれあい広場であった。南区の書家、北谷翠峰(すいほう)さん(64)たちが、136畳分(約15メートル四方)の絹の布に向かって迫力あるパフォーマンスを披露した。

 弟子2人と交代で「寿且昌」と1文字ずつ書き上げた。長寿で栄えることを意味する言葉で、新型コロナウイルス収束への願いを込めたという。最後に登場した北谷さんは長さ1・8メートル、重さ20キロの筆を使った。墨を含むと約40キロになるが、豪快な筆運びで魅了した。

 感染防止のため、掛け声を送れない代わりに観客は盛んに拍手をしていた。母親と見守った東区の牛田中3年高橋煌祐(こうすけ)さん(15)は「力強い文字に元気をもらった」と喜んでいた。

 ウルトラ書きぞめは2002年に始まり20回目。北谷さんは「コロナを吹き飛ばす勢いで書いた。力強く前進し笑顔あふれる年になってほしい」と願っていた。(佐伯春花) 

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