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全テナント撤退の尾道駅 最後の土産店も終了

2021/1/11 20:55
最終日のおのまる商店で土産品を買い求める客

最終日のおのまる商店で土産品を買い求める客

 全4テナントが撤退するJR尾道駅で11日、最後まで営業していた1階のカフェ兼土産店「おのまる商店」が閉店した。駅舎内の商業施設はJRグループ直営のコンビニを除き、空き店舗となった。

 駅前広場に面した同店の窓ガラスには「本日閉店」の紙が貼られ、土産品の菓子や雑貨が値引き販売された。新型コロナウイルスの影響で観光客は少なく、地元の利用者が目立った。

 福山市郷分町から訪れた主婦平林佳奈さん(31)は「駅の中で老舗の土産を買えてありがたかった。撤退はさみしいが、尾道らしさを感じる新しい店ができてほしい」と望んだ。

 運営する常石グループのTLB(尾道市)は昨年10月、コロナ禍での業績悪化を理由に撤退を発表。宿泊施設とサンドイッチ店、食堂の3テナントは12月までに閉店しており、おのまる商店も内装を撤去して2月末までに退去する。同社は「にぎわいの場づくりを目指したが、残念な結果になった。深くおわび申し上げる」としている。

 JR西日本の子会社ジェイアールサービスネット岡山(岡山市北区)によると、後継テナントは数社と交渉中で、3月から営業再開できるかは未定という。(田中謙太郎) 

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JR尾道駅の全テナント撤退 常石グループTLB

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