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【詳報・克行被告第26回公判】岡崎哲夫広島県議証言<2>小島衆院議員から30万円いただきました

2021/1/13 1:20

【弁護側の反対尋問】

弁護人 案里さんから2回目にお金を渡されそうになったとき、断った理由は。

証人 会費は自民党支部から拠出されることになっていた。当初は、案里さんも懇親会に出ると言っていたが、帰りますと言った。この時期に理由が見当たらなかった。消去法でいくと選挙依頼、受け取ることができないので、拒否した次第です。

弁護人 1回目にもらったとき、違和感がありつつ、当選祝いと言われ、受け取った。

証人 拒否する環境になかった。あえて言うなら、どうしても返せなかったのは、当選祝いの意図と「3カ月ルール」があった。

弁護人 1回目に受け取ったお金は当選祝いの意味があるという気持ちは。

証人 はい。

弁護人 当時からあったのか。

証人 はい。

弁護人 地盤培養の趣旨も少しあると言った。事実か。

証人 はい。

弁護人 どういう意味か。

証人 参院選に対して、私の選挙区である府中市・神石高原町の支援者への案里さんへの支援です。

弁護人 いきなり投票依頼の意味があったのか。

証人 いや、選挙人としてプロセスがある。すぐに心を変えるのは無理だ。適切な言葉は地盤培養です。

弁護人 証人は投票の涵養(かんよう)を起こすと言っているが、同じ意味か。

証人 同義語と考えればいいです。

弁護人 最終的にという言葉を使ったが、投票の依頼があるとしても、涵養をやらないと投票に結びつかないか。

証人 全く同感です。

弁護人 地盤培養とは何をするのか。

証人 私の例で言うと、いろんな会に出席して、陳情に対してできることはやる。選挙が間近になると、支援者に私の名前を知ってもらい、立場を理解してもらう。

弁護人 現職は陳情処理があるが、(案里さんは)新人候補で選挙区も違う。名前、顔を売ることは投票の涵養になるか。

証人 はい。

弁護人 それをお願いされたと思ったのか。かみ砕いて言うと。

証人 はい。

弁護人 証人の支持者に「案里さんに投票してほしい」と直接お願いするようなやりとりはしたか。

証人 究極的に、そのプロセスを涵養と表現しました。直感的には、理論的には説明できるが、気持ちからすると、先ほど言ったことが強いと思います。

弁護人 証人が案里さんのために地盤培養をする。証人が人となりを紹介する行為が必要になる。

証人 そういうことです。

弁護人 実際にしたか。

証人 ございます。

弁護人 具体的に何をしたか。

証人 私の選挙区に自民党員が900人いて、20の組織に分かれています。案里さんが来て世話人、有権者のところを午前中に一緒に回り、午後は他の人が付いて紹介して回りました。

弁護人 他にどんなことを話すのか。

証人 失礼しました。20地区の地区長に「(案里さんと溝手顕正氏の)どっちをやるのか」と意向を聞くと、12地区は案里さんをやりたいと。お願いしやすいという期待感があり、12地区を案里さん、午後からは世話人が回った。

弁護人 企業や団体にも行ったか。
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