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断水、100戸超復旧見通せず 島根県川本など、配水池など水位低下

2021/1/13 21:01
三原まちづくりセンターで水を配る川本町職員たち

三原まちづくりセンターで水を配る川本町職員たち

 強い寒波の影響による断水は、13日も島根県川本町や邑南町、浜田市で続き、住民は食事や入浴で制限を受けるなど生活に支障が出ている。凍結した水道管が破裂して漏水したため、配水池やタンクの水位が低下したのが要因。各自治体は復旧作業を急ぐが、漏水した場所の特定や、貯水に時間がかかっている。同日夕時点で、計100戸を超える復旧のめどが立っていない。

 川本町では三原地区の33戸が11日から断水している。町は13日も午前11時台と午後6時台に、三原まちづくりセンターに給水車を出した。住民がポリタンクなどを持って次々と訪れ、車を運転できない高齢者の代わりに来る人もいた。

 近くに住む坂根敏子さん(73)は「お風呂に入れないのがつらい。早く出るようになってほしい」と願った。節水のため食事は紙皿を使い、トイレでは数回分をまとめて流しているという。雪を溶かして利用することも考えたが、雪かきの負担が大きく諦めた。

 町が10日夕に配水池を確認したところ、通常の2倍の水が排出されていたという。町職員たちが住宅を回って水道メーターを点検し、水を出していないのにメーターが動いていたら元栓を閉めていった。町地域整備課の伊藤広龍課長は「復旧の時期は見通せていない。不便な生活が続いており、一刻も早く漏水箇所を発見したい」と話した。

 邑南町では13日朝まで、日貫地区90戸の断水が続き、一部に給水袋を配った。配水池の水がなくなるのを防ぐため、高原地区の約280戸で14日午前1〜5時に水を止める。

 浜田市では後野町と長見町の計73戸が断水のまま。配水タンクの水位が低下しており、松江市などの協力を得て給水車4台で水を入れている状態という。(鈴木大介)


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