SDGs達成へ協力 中国新聞社が「メディア・コンパクト」加盟
2021/1/13 22:48
中国新聞社は、国連が2030年までのSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて世界各国の報道機関に協力を呼び掛けている枠組み「SDGメディア・コンパクト」への参加に署名し、12日付で加盟が承認された。
被爆地の新聞社として継続的に取り組んでいる原爆・平和報道をはじめ、貧困問題、瀬戸内海や中国山地の環境、過疎の問題などSDGsに関係する報道を充実させる。新聞紙面や中国新聞デジタルでの発信を強化し、国際社会の課題解決への貢献を目指す。
3月からは、瀬戸内海を拠点に活動するアイドルグループSTU48と共同でSDGsの特集を月1回展開する。メンバーが「記者」として瀬戸内海の環境保全や食品ロスなどの現場をリポートする。中国新聞デジタルには動画や取材を通して感じたことをつづる編集後記なども掲載し、自分たちができるSDGs実現の道を読者とともに探る。
SDGメディア・コンパクトは、国連が18年に設立した。世界では約140の新聞社やテレビ局が加盟し、国内の地方紙では初めての参加となる。
<クリック>SDGs 国連が2015年に採択した。サステナブル(持続可能な)デベロップメント(開発)ゴールズ(目標)の略。全人類が今のまま豊かさを追求すると環境悪化や格差拡大が進むとして、世界が30年までに達成すべき目標と位置付けている。目標は、「平和と公正をすべての人に」「貧困をなくそう」「住み続けられるまちづくりを」など17分野ある。
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