PCR希望者は無料、広島市の4区 県が独自の検査態勢「全国で先例のない規模」 新型コロナ
2021/1/14 23:26
広島県は新型コロナウイルスの集中対策の再延長で、PCR検査の態勢を独自に強める。広島市のうち中、東、南、西の4区で特に感染者が多いとして、4区の全ての住民や働く人を対象に、希望すれば無料で検査をするのが柱となる。感染者を早期に発見し、感染拡大を防ぐ狙い。
住民基本台帳に基づく4区の人口は昨年11月末時点で計58万7848人。通勤・通学者を含めるとさらに増える。県は「この規模の一斉検査は全国で先例を聞かない」とし、詳細な実施方法や時期を詰めている。
広島市や福山市など県内5カ所のPCRセンターでは、医療機関など特定の業種の従業員たちを対象とする無料検査で、居住地や勤務地の要件をなくして県全域に広げる。これまでは各センターの所在地や近隣の対象者だけが利用できた。(畑山尚史)
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